JリーグYBCルヴァンカップは10日にグループステージの第3節が行われ、グループBの仙台が開幕3連勝を達成した。
ホームに柏を迎えた仙台は、0-0で迎えた47分に長沢 駿のゴールで先制すると、69分に石原 直樹が追加点をマーク。終了間際に1点を返されたものの2-1で逃げ切り、3連勝でグループ首位の座を守った。Bグループのもう1試合では、FC東京が1-0で鳥栖に勝利を収めた。決勝点を決めたのは久保 建英だった。スコアレスで迎えた84分に直接FKを叩き込み、チームに今大会初勝利をもたらしている。
Aグループでは、札幌が湘南に大勝を収めた。勝利の立役者となったのは鈴木 武蔵だ。24分に先制点を奪うと、41分、65分にもゴールを奪取。ハットトリックを達成し、4-1の勝利に貢献した。また札幌ではルーキーの檀崎 竜孔がプロ入り初ゴールを決めている。横浜FMvs長崎の一戦は、イッペイ シノヅカのゴールなどで2-1とホームチームが終了間際までリードしていたが、90+2分に翁長 聖が価値ある同点ゴールを奪い、長崎が土壇場で引き分けに持ち込んでいる。
Cグループでは神戸が大分と対戦。24分にウェリントンのゴールで先制すると、38分に田中 順也が追加点をマーク。このリードを守り抜き、2-0と快勝を収めた。今大会初勝利の神戸は、Cグループの首位に躍り出ている。ホームに名古屋を迎えたC大阪は、水沼 宏太の2ゴールなどで、3-0と快勝。こちらも初勝利をあげている。
Dグループでは、磐田がアウェイで松本と対戦。22分に中山 仁斗のゴールで先制すると、47分に中野 誠也が追加点をマーク。その後、1点を返されるも、90+2分に再び中山が決めて、3-1と快勝を収めた。清水とG大阪の一戦は、開始5分に三浦 弦太のゴールでG大阪が先制するも、清水は19分に北川 航也が同点ゴールをマーク。その後は両者決め手を欠き、1-1の引き分けに終わっている。
■試合データ
札幌vs湘南
仙台vs柏
FC東京vs鳥栖
神戸vs大分
松本vs磐田
清水vsG大阪
横浜FMvs長崎
C大阪vs名古屋