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首位の名古屋は昨季のアジア王者に挑む。4連敗の仙台は好転のきっかけを見出せるか?【プレビュー:明治安田J1 第6節】

2019年4月4日(木) 14:00

首位の名古屋は昨季のアジア王者に挑む。4連敗の仙台は好転のきっかけを見出せるか?【プレビュー:明治安田J1 第6節】

首位の名古屋は昨季のアジア王者に挑む。4連敗の仙台は好転のきっかけを見出せるか?【プレビュー:明治安田J1 第6節】
5節を終えて首位に立つのは、名古屋。今節の相手は、昨季のアジア王者の鹿島だ

明治安田生命J1リーグは、5日、6日に第6節の9試合が開催される。

5節を終えて首位に立つのは、名古屋。リーグ最多の13得点を記録する攻撃力を武器に、今季のJ1リーグを牽引している。今節の相手は、昨季のアジア王者の鹿島だ。堅い守りを備える実力チームを相手に、名古屋の攻撃がどこまで通用するのか。今後の戦いを占う重要な戦いとなるはずだ。鹿島は開幕戦で大分に敗れたものの、その後は4試合負けなしと安定した戦いを続ける。前節は終了間際に追いつき、磐田と1-1で引き分けた。今季も勝負強さは健在なだけに、首位チーム相手にもしたたかな戦いを演じるはずだ。

2位のFC東京は、ホームに清水を迎える。前節はラストプレーで追いつかれ、浦和と引き分けに終わっている。逃げ切ることはできなかったが、ここまで無敗を維持する。堅い守りと鋭いカウンターを武器とした戦いで、首位浮上を狙う。清水はここまで未勝利と、苦しい戦いが続く。それでも前節にコンディション不良で出遅れていたドウグラスが復帰。頼れるエースの復調を、好転のきっかけとしたい。

3位の広島も無敗を守っている。ここまでわずか1失点と堅守が光る一方、得点もわずかに4と攻撃面に課題を抱える。今節も守備に比重を置きながら、一瞬の隙を突く戦いに勝機を見出すだろう。対戦相手のG大阪はリーグ2位の12得点を記録するものの、失点も12を数える。ファン ウィジョ、アデミウソンら攻撃陣は好調なだけに、守備組織の修正が求められてきそうだ。

4位の神戸も勢いを増している。前節は2点を先行されながらも、4-3とG大阪に逆転勝利を収めた。イニエスタと軸とする攻撃サッカーは試合を重ねるごとに威力を増しているだけに、今節も相手を押し込む戦いを演じるはずだ。その神戸をホームに迎える松本は、3連敗で14位に転落。今節もボールを握られる戦いが予想されるが、粘り強い守備で耐え凌ぎ、鋭いカウンターで相手の隙を突きたい。

2連勝で5位に浮上した湘南。キレのあるパフォーマンスを続ける松田 天馬が注目選手となる
2連勝で5位に浮上した湘南。キレのあるパフォーマンスを続ける松田 天馬が注目選手となる

2連勝で5位に浮上した湘南は、ホームに磐田を迎える。ここ2試合で5得点と攻撃陣が好調を維持する。キレのあるパフォーマンスを続ける松田 天馬が注目選手となる。磐田はまだ勝利がない。ここまで3得点しか奪えていない攻撃面の修正が求められてきそうだ。

前節、初勝利を手にした川崎FはホームにC大阪を迎える。開幕から苦しい戦いは続いていただけに、この白星が好転のきっかけとなるはずだ。C大阪も前節、仙台を下し、状態を上げている。移籍後初ゴールを挙げた都倉 賢のパフォーマンスがカギを握るだろう。

浦和はホームで横浜FMと対戦。前節は終了間際のゴールでFC東京と引き分けた。4バックへの変更で攻撃に迫力が生まれており、この良い流れを今節にも持ち込みたいところだ。横浜FMは3試合勝利がない。押し込みながらも得点が奪えない試合が続いているだけに、フィニッシュのクオリティを高めることが重要なテーマとなる。

札幌vs大分のポゼッション対決にも注目が集まる。ともに前節は無得点で敗戦。後方からつなぐパススタイルの精度は高まっているだけに、いかに最後の場面を崩し切れるかがテーマに。互いにスピーディなパス回しを展開するアグレッシブな戦いが期待される一方で、つなぎの場面でミスが生じるようだと、一気に劣勢に立たされてしまう可能性もあるだろう。

最下位に沈む仙台。4試合連続で複数失点を喫する守備の修正が求められる
最下位に沈む仙台。4試合連続で複数失点を喫する守備の修正が求められる

最下位に沈む仙台は、ホームに鳥栖を迎える。現在4連敗と苦しい戦いが続いている。4試合連続で複数失点を喫する守備の修正が求められる。鳥栖は開幕3連敗を喫したものの、その後は1勝1分と復調の気配を示す。2試合連続無失点の守備が、今節もよりどころとなるだろう。

■各試合の見どころをチェック
鹿島vs名古屋
川崎FvsC大阪
浦和vs横浜FM
札幌vs大分
仙台vs鳥栖
FC東京vs清水
広島vsG大阪
湘南vs磐田
松本vs神戸

 

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