アジアカップの準決勝が28日に行われ、日本代表はイラン代表を下し、決勝進出を決めた。
故障明けの大迫 勇也が復帰した以外、準々決勝のベトナム代表戦からスタメンの変更なくこの試合に臨んだ日本は、立ち上がりから積極的な姿勢を示し、主導権を握った。しかしチャンスを作りながらも決めきれず、次第にイランにボールを支配される時間が増加する。
後半に入ってもイランの流れとなったが、56分、左サイドで粘りを見せた南野 拓実のクロスを大迫が頭で合わせて先制に成功。さらに67分には南野がエリア内で相手のハンドを誘発し、PKを獲得。これを大迫が落ち着いて決めて、2点のリードを奪った。
その後はイランの猛攻にさらされたものの、吉田 麻也、冨安 健洋を中心とした粘り強い守備でゴールを許さない。逆に終了間際には一瞬の隙を突いた原口 元気がダメ押しゴールを奪い、日本が優勝候補のイランを3-0で一蹴した。
今大会最高と言える内容でイランを下した日本は、2月1日に行われる決勝に駒を進めた。2大会ぶり5度目の優勝をかけて、カタール代表vsUAE代表の勝者と対戦する。
■試合データ
イランvs日本
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