明治安田生命J3リーグは、3日に第9節の6試合が行われた。トップを走る山口は、アウェーに乗り込みYS横浜と対戦。押し込まれる展開となりシュート数でも相手に上回られたが、59分に宮城 雅史が値千金の決勝弾。勝点を21に伸ばし、首位の座をしっかりと守った。
その山口を追う好調の長野は、立ち上がりに失った1点を取り返せず、富山に0-1で惜敗。連勝は5で止まり、順位も4位に下げている。代わって2位に浮上したのは、効率の良い攻めで福島を破った相模原。前半アディショナルタイムに高原 直泰が先制点を奪うと、59分には天野 恒太が加点。守備も機能し2-0と完封勝利を収めた。
終了間際の鈴木 孝司のゴ-ルで琉球に勝った町田が3位に浮上。少ないチャンスを確実にものにした鳥取は、2-0で藤枝に勝利した。秋田と盛岡の東北対決は、ホームの前者に軍配。敗れた後者はいまだ白星なしと、苦しい状況が続いている。