愛すべき近隣のレノファ山口、大分トリニータ、サガン鳥栖のサポーターの皆様。
北九州出身の者より、メッセージです。
別のカテゴリーで戦うようになり、日も経ちました。
率直なところ、そちら（Ｊ２、Ｊ１）で何が起きているのかリアルには分かりません。時に映像を見て、文字や写真で情報に触れますが、とても遠い世界のものにも見えます。
こちらはここ（Ｊ３）で、順位表もあまり見ない日々です。自分たちとそこが繋がっているという感覚も希薄になりつつあります。
だからこそ。遠くになったからこその呼びかけです。
11月18日・日曜日のご予定はいかがでしょうか。
ズバリ申し上げます。
ぜひ、北九州のミクニワールドスタジアムへ。
”Ｊユースカップ決勝 清水エスパルスユース vs 横浜Ｆ・マリノスユース 13時キックオフ”。
観戦無料。
私、調べました。その週末の皆様の試合日程を。
山口 17日 アルビレックス新潟戦（アウェー）
大分 17日 モンテディオ山形戦（アウェー）
鳥栖 インターナショナルＡマッチデーのため試合なし。
見事に揃いました。遠くでのアウェーゲーム、もしくは試合がない。
モゾモゾする週末なのではないでしょうか。各チームは終盤の重要な局面を迎えています。しかしいかんせん近くで試合をしない。
じっとしてお過ごしなら、ぜひともサッカー観戦を。毎年毎年、同じカテゴリーでの”アウェーツアー”が続きお疲れでしょう。
ぜひとも普段とは違う光景でリフレッシュを。サッカーの疲れはサッカーで癒してみませんか。
海を眺める格好のスポット“ホーム側サポーター席近くの…”
ユース選手のことはあまり詳しく知りません。正直に言います。川端くんや安藤くんの記事を読んでください。
しかし、私は別のことを知っています。言い切れることがある。
ミクニワールドスタジアム北九州には本当に自信アリ！！！訪れる価値があります。
近頃はＪ１を観ても、代表戦を観ても、ヨーロッパのチャンピオンズリーグを観ていても、思います。
”あら、スタジアムから海が見えないんだ”
3部リーグからの思いっきり”上から目線”。本当は近くの街のクラブを応援するサポーターに観ていただきたいこの風景。北九州はＪ３にいて、なかなかそれが叶ってきませんでした。
ついにお目にかかれるチャンスです。「サッカー観戦モード」にあるシーズン中に、来ていただけるのです。
そういったなかでも、この日しか目にできないだろうスタジアム内のおススメスポットがあります。
ホーム側ゴール裏です。メインスタンドから右手にあります。当日は1階席のみ開放されるので、ぜひともスタンド右手のデッキに行っていただきたいのです。このスタジアムには行き倒していますが、関門海峡を眺めるオーシャンビューはここが最高のスポットの一つ。
まさに一望できる、という。メインスタンドよりも（バックスタンドからはもちろん見えません）、アウェーゴール裏よりもかなりいい景色です。
試合を眺めながら、海の風景も手にすることが出来るのです。そんな経験、他所でできますか？
しかもトップチーム公式戦だとおそらく足を踏み入れづらい、ホーム側スタンドにもこの日は行きやすいでしょう。写真はもったいぶってアウェー側ゴール裏からの海のみ掲載します。ぜひ、現場でご確認を。
＜スタジアムから徒歩圏＞街の雰囲気を満喫するうどん屋へぜひ！
さらに調べました。18日の終電時間。
山口 22：09（新幹線 新山口経由 山口行き）
大分 23：30（JR特急電車利用時）
鳥栖 23：05（新幹線利用時）
※くれぐれも当日の状況など、各自でご確認を。
試合は13時開始ですから、試合終了後15時台にはスタジアムを出るといったところでしょうか。
歩いて7～8分にはもう小倉駅周辺には着きます。そこから電車に乗り、門司に出向いて関門海峡の美しさに触れていただくことも可能です。
お手軽に済ませるのであれば、ぜひとも小倉駅周辺でプラプラと。一点、グルメをご紹介させていただけるのであれば。「資さんうどん 魚町店」をぜひ（すぐいけます。検索いただければ）。
地元出身の筆者も「ああ、この街っぽいな」と感じる場所です。先日、東京からのお客さんをお連れしましたが、雰囲気をまず喜んでくださった。それもそのはずです。ここは北九州を感じるに格好の立地条件なのです。目抜き通りの魚町銀天街から一本だけ外の通りにある。しかも店の目の前を横に通る道を行くと、すぐに”夜の街”、堺町へと続く。昼も夜も、多くのお客さんがお店にいらっしゃるのです。
おすすめメニューは一点（店内のポスターにもデカデカと出ています）「肉＆ごぼ天うどん」。肉はジューシー、ごぼ天カリッと。麺はつるつる、スープは落ち着く味。立ち寄らない理由がない。
さらに天気が良ければ、紫川沿いをプラプラと歩くコースもおすすめです。先日、地元のフットサルF2リーグ・ボルクバレット北九州の大物スペイン人ウーゴ・サンチェス選手をインビューでお連れしましたが、大喜びで。小倉城も見えます。
ああーーっ、アビスパ福岡について言及するのを忘れてました。
なんかやたらとお忙しそうで。一番興味深く見ています。お声がけするのもためらわれます。もしよければ。交通の便など言わなくても分かるでしょ？
11月18日 13時キックオフ。Ｊユースカップ決勝＠ミクスタへぜひ。午前9時30分からは近くのあさの汐風公園で北九州出身のスーパースター平山 相太さん、本田 泰人さんらがスポーツ教室「DO！ALL SPORTSスポーツクリニック」をやっています。
【筆者プロフィール】
吉崎 エイジーニョ
日韓比較論。スポーツから社会全般まで。74年生まれ、北九州市小倉北区出身。大阪外大（現阪大外国語学部）朝鮮語科卒。「Number」「週刊プレイボーイ」「週刊文春」などで執筆。北朝鮮情勢や、サッカー選手に関する韓国語翻訳書も。また「スポーツソウル電子版」「NAVER」など韓国媒体に韓国語での執筆歴もある。01年に「週刊サッカーマガジン」の韓国情報コーナーから本格的に執筆活動を開始。02年日韓W杯後に「サッカーを本格的に書く」と決心し、ペンネームに。しかし状況ままならず、再び学生時代に専攻した朝鮮半島方面へ。名前はそのままでやってます。本名は英治。ドイツ・ケルンにも在住歴あり。
