明治安田生命J2リーグは21日に第38節の9試合が行われ、首位の松本が岐阜と引き分けに終わり、2位の町田は岡山に惜敗を喫した。
ホームで岐阜と対戦した松本は、チャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローで終了。それでも勝点1を加え、首位の座をキープした。
アウェイで岡山と対戦した町田は、34分に許したゴールを取り返せずに、0-1で敗戦。5試合ぶりに黒星を喫し、3位に後退した。代わって2位に浮上したのは大分。千葉とのアウェイゲームは、開始1分に三平 和司のゴールで先制すると、11分に同点に追いつかれたものの、16分に藤本 憲明が勝ち越しゴールを奪取。その後も三平、星 雄次が加点し、終了間際に1点を返されたものの、4-2と快勝を収めた。勝点を69に伸ばした大分は、町田をかわして2位に順位を上げている。
ホームに徳島を迎えた東京Vは1-1で迎えた90+3分に、李 栄直が値千金の決勝ゴールをマーク。2-1と勝利を収め、4位に順位を上げている。アウェイで山形と対戦した福岡は、試合終了間際の90+7分に、レオミネイロが同点ゴールをマーク。土壇場の一撃で、引き分けに持ち込んだ。
横浜FCvs大宮の上位対決は、52分に河本 裕之のゴールで大宮が先制するも、76分に北爪 健吾のゴールで横浜FCが同点に追いつく。お互いに最後まで死力を尽くした一戦は、結局、1-1の痛み分けに終わった。栃木は大黒 将志の2ゴールでリードを奪ったが、終了間際に失点し、2-2で甲府と引き分けた。
讃岐vs山口はお互いに決め手を欠き、スコアレスドローで終了。アウェイで水戸と対戦した最下位の熊本は0-3とされながらも、78分に田中 達也、83分に小谷 祐喜のゴールで1点差に詰め寄った。しかし、あと一押しが足りず、2-3で敗戦。これで9試合勝利なしとなり、いよいよ後のない状況に追い込まれている。
■試合データ
山形vs福岡
水戸vs熊本
栃木vs甲府
東京Vvs徳島
横浜FCvs大宮
松本vs岐阜
讃岐vs山口
千葉vs大分
岡山vs町田