本文へ移動

川崎Fがついに首位に浮上。G大阪は怒涛の4連勝で降格圏を脱する【マンスリーレポート(9月):明治安田J1】

2018年10月3日(水) 15:10

川崎Fがついに首位に浮上。G大阪は怒涛の4連勝で降格圏を脱する【マンスリーレポート(9月):明治安田J1】

川崎Fがついに首位に浮上。G大阪は怒涛の4連勝で降格圏を脱する【マンスリーレポート(9月):明治安田J1】
川崎Fがついに首位浮上。とりわけ攻撃陣が好調で、連覇に向けて勢いを加速させている

5節から首位を守り続けてきた広島が、ついにその座から陥落した。

広島は9月に入り、急激に失速。1勝1分2敗と勝点4を稼ぐにとどまった。直近の3試合は勝利がなく、わずかに1得点。攻撃面の停滞が不振を招いている。

その広島に代わって首位に立ったのが川崎Fだ。9月は順延となっていた第18節の湘南戦を含め5試合を戦い、3勝1分1敗の成績だった。圧巻は第27節の札幌戦。実に7つのゴールを叩き込み、上位対決で大勝を収めた。好調の名古屋にも快勝を収めるなどとりわけ攻撃陣が好調で、連覇に向けて勢いを加速させている。

ここへきて状態を上げてきたのは鹿島だ。ACLとの並行戦を強いられるなか、アジアのベスト4へと名乗りを上げ、リーグ戦でも3連勝。2位の広島との勝点差は11と開いているものの、ACL出場権の確保に向けて、常勝軍団が底力を見せている。

札幌は川崎F、鹿島との上位対決に敗れたものの、神戸と鳥栖には勝利を収めて上位争いに踏みとどまっている。逆にFC東京は、9月は未勝利で5位に転落。4試合でわずかに1得点と攻撃面に大きな不安を抱えている。

G大阪は9月を4戦4勝と負けなしで、川崎F、広島と上位撃破を実現。長く降格圏を彷徨っていたが、13位まで順位を上げさらなる浮上の予感も漂わせている
G大阪は9月を4戦4勝と負けなしで、川崎F、広島と上位撃破を実現。長く降格圏を彷徨っていたが、13位まで順位を上げさらなる浮上の予感も漂わせている

復調の兆しを見せているのは浦和。3連勝と絶好調で、この間に9得点を奪うなど、攻撃面に勢いが生まれている。横浜FMも調子を上げてきた。9月は3勝を挙げて、11位に浮上。残留争いから一歩抜け出している。この2チーム以上に勢いを加速させているのは、G大阪だ。9月は4戦4勝と負けなしで、この間、川崎F、広島と上位撃破を実現。長く降格圏を彷徨っていたが、13位まで順位を上げ、さらなる浮上の予感も漂わせている。

苦しいのは神戸だ。イニエスタの欠場も響き、現在5連敗中。吉田 孝行監督に代わり、林 健太郎暫定監督が指揮を執った2試合でも結果を出せなかった。フアン マヌエル リージョ新監督が指揮を執ることになる今後に巻き返しを実現できるか。

7連勝と勢いに乗っていた名古屋もここへきて2連敗。消化試合がふたつ少ないとはいえ、再び降格圏が近づいている。鳥栖も広島を撃破するなど浮上の兆しを見せたが、勝ち切れない試合も多く、なかなか残留争いから抜け出せないでいる。

苦しいのは柏だ。9月は1分3敗とひとつの勝利も挙げられず、ついに17位に転落。4試合で10失点を喫した守備の改善が重要なテーマとなりそうだ。長崎は8月の連敗から抜け出した。いまだ最下位に沈んでいるものの、残り試合での復調を予感させる戦いぶりを示した。

明治安田生命J1リーグ結果(9月)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP