本文へ移動

首位の松本は山形の本拠地に乗り込む。福岡vs大宮は昇格争いの行方を左右する大一番に【プレビュー:明治安田J2 第35節】

2018年9月28日(金) 19:45

首位の松本は山形の本拠地に乗り込む。福岡vs大宮は昇格争いの行方を左右する大一番に【プレビュー:明治安田J2 第35節】

首位の松本は山形の本拠地に乗り込む。福岡vs大宮は昇格争いの行方を左右する大一番に【プレビュー:明治安田J2 第35節】
同勝点で並ぶ7位の福岡と5位の大宮の一戦は、今節最大の注目カードとなる

明治安田生命J2リーグは、今週末に第35節が開催される。

4戦負けなしで首位に立つ松本は、山形の本拠地に乗り込む。前節は熊本に2-0と快勝。ここ3試合無失点と堅守が光り、熊本戦ではセルジーニョが2ゴールと調子を上げている。攻守両面でいい状態にあるなか、首位の座をより確かなものとする一戦としたい。一方の山形は3試合勝ちがなく、前節は金沢に惜敗。昇格プレーオフ進出が厳しくなっているだけに、ホームで首位撃破を実現し、可能性をつなげたい。

松本を追う2位の町田は、讃岐とのアウェイゲームに臨む。3試合勝利がなく、前節もリードを守り切れずに徳島と引き分けた。逆転優勝を目指すなか、課題の得点力不足をいかに解消するかが大きなテーマとなる。讃岐は9試合勝ちがなく、最下位に沈む。残留圏内となる20位の京都とは5ポイント差開いており、いよいよ苦しい状況に追い込まれている。残留を実現するためにも、そろそろ目に見える結果が欲しいところ。チーム一丸となり、上位撃破を実現したい。

3位につける大分は3試合で11得点と攻撃陣が好調で、今節もアグレッシブな攻撃スタイルを披露するはずだ
3位につける大分は3試合で11得点と攻撃陣が好調で、今節もアグレッシブな攻撃スタイルを披露するはずだ

大分は3連勝で3位につける。今節はアウェイで水戸と対戦。勝てば自動昇格圏内に浮上する可能性もあるだけに、モチベーションは高いだろう。ここ3試合で11得点と攻撃陣が好調で、今節もアグレッシブな攻撃スタイルを披露するはずだ。水戸は前節、新潟に競り負け、6試合ぶりの黒星を喫した。不発に終わった攻撃陣の奮起が求められるだろう。

4位の横浜FCはホームに山口を迎える。前節は千葉に競り勝ち、4試合ぶりに白星を手にした。粘り強い守備が蘇っており、今節もここが拠り所となるだろう。一方の山口は14試合勝利なしと苦しい戦いが続く。前節も大分に1-3と完敗。それでも4試合ぶりにゴールを奪えたことを、ポジティブな材料としたい。

7位の福岡と5位の大宮の一戦は、今節最大の注目カードとなる。福岡は水曜日の一戦で京都に敗れ、浮上のチャンスを逸している。今節は中2日での一戦となるだけに、コンディション面がポイントとなりそうだ。大宮は讃岐に快勝を収め、5位に浮上。同勝点で並ぶ昇格争いのライバルチームを打ち破り、さらなる浮上を狙う。

6位の東京Vは栃木の本拠地に乗り込む。6試合負けがないものの、ここ2試合はともにドローと勝ち切れていない。それでもここ4試合で3得点のドウグラス ヴィエイラが絶好調で、今節もこのストライカーの出来が勝敗を左右するポイントとなりそうだ。一方の栃木は、前節京都に勝利を収め、連敗を3でストップ。失点が増えていた守備が久しぶりにクリーンシートを達成し、復調のきっかけを掴んでいる。今節も粘り強い守備からリズムを掴んでいきたい。

好調を維持する徳島は、ホームに甲府を迎える。前節は後半に追いつき、町田と引き分けた。連勝は4でストップしたものの、ピーター ウタカとバラルの強力2トップを軸とした攻撃は破壊力抜群で、今節も相手を押し込む戦いを演じるはずだ。対する甲府も2連勝。昇格プレーオフ進出に向けてわずかな可能性を残しており、ここからの巻き返しを実現したい。徳島の攻撃を上手く封じ、0-1で敗れた前回対戦のリベンジを狙う。

岡山はホームに新潟を迎える。3試合勝ちがなく、昇格プレーオフ進出が厳しくなっている。3試合連続2失点と持ち前の堅守が崩れているだけに、このポイントの修正が求められるだろう。一方の新潟は3連勝で17位に浮上。3試合で1失点と守備の安定が好転の要因となっている。前節は終盤の得点で水戸に競り勝ったように、勝負強さも蘇ってきた。上昇気流に乗るなか、さらなる連勝を実現したい。

愛媛はホームで千葉と対戦。前節は福岡に敗れ、6試合ぶりの黒星を喫した。3点を奪われた守備の修正がポイントとなりそうだ。対する千葉は2試合勝利がなく、16位に沈む。前節は横浜FCの堅守を打ち破れずに無得点。圧倒的なポゼッションをゴールに結びつけるためにも、アタッキングサードでのクオリティを高めたいところだ。

金沢は岐阜とのホームゲームに挑む。前節は山形に競り勝ち、4試合ぶりの勝利を手にした。決勝ゴールを奪った垣田 裕暉が今節もカギを握りそうだ。対する岐阜は前節、東京Vに引き分け、連敗を10で食い止めた。好転の兆しを見せるなか、7月以来の勝利を手にできるか。

熊本と京都は残留争いの直接対決となった。5試合勝利のない熊本に対し、京都は水曜日の試合で福岡に競り勝ち、6試合ぶりの白星を手にしている。勝点4差で京都を追う21位の熊本にとっては、是が非でも勝利が欲しい一戦。対する京都はコンディション面に不安を残すも、勢いでは上回る。残留をかけたサバイバルマッチは、両者の意地がぶつかり合う激しい一戦となることは間違いない。

■各試合の見どころをチェック
水戸vs大分
愛媛vs千葉
福岡vs大宮
岡山vs新潟
山形vs松本
栃木vs東京V
横浜FCvs山口
金沢vs岐阜
讃岐vs町田
徳島vs甲府
熊本vs京都

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP