明治安田生命J1リーグは、18日に第16節の9試合が行われ、首位の広島をはじめ上位3チームが揃って勝利を収めた。
約2か月に及んだワールドカップ中断明けの最初の一戦として、大きな注目を集めた今節。ホームでG大阪と対戦した広島は、開始早々に相手が退場者を出し数的優位を手にすると、26分にパトリックのゴールで先制に成功。41分に再びパトリックがゴールを決めると、49分に工藤 壮人、86分にはティーラシンが追加点を決め、4-0と快勝を収めた。これで広島は勝点を40に伸ばし、首位の座をがっちりとキープ。一方敗れたG大阪は4試合勝利なしとなった。
2位のFC東京はアウェイで柏と対戦。0-0で迎えた61分にオウンゴールで先制すると、この1点を守り抜き、1-0で勝利を収めた。アウェイで札幌と対戦した3位の川崎Fはエウシーニョと小林 悠のゴールで2-1と勝利。3連勝を達成し、上位2チームを追走する。
清水の本拠地に乗り込んだ4位のC大阪は、開始11分に先制点を許すと、28分、67分にも失点し、0-3と完敗。6試合ぶりの黒星を喫した。アウェイで長崎と対戦した神戸は、39分に生まれたウェリントンのゴールを守り抜き、1-0と勝利を収めた。
衝撃のゴールラッシュを展開したのは、アウェイで仙台と対戦した横浜FM。開始2分に天野 純のゴールで先制すると、12分に伊藤 翔が追加点。さらに2点を加えて前半を4-0で折り返すと、後半にも伊藤がハットトリックを達成するなど4点を追加。2点を返されたものの、大量8得点で仙台を一蹴した。磐田vs鹿島は点の取り合いに。1-1で迎えた69分に安部 裕葵のゴールで鹿島が勝ち越したが、77分に山田 大記、82分に川又 堅碁にゴールが生まれ磐田が3-2と逆転に成功。しかし88分に鹿島は土居 聖真が意地の同点ゴールを叩き込み、3-3の痛み分けに終わっている。
湘南は48分に高橋 諒のゴールで先制しながら、81分にオウンゴールで失点し、1-1で鳥栖と引き分けた。ホームに名古屋を迎えた浦和は、遠藤 航が2ゴールを奪い、槙野 智章もゴールを記録。ロシア ワールドカップに参戦した日本代表コンビの活躍で3-1と快勝を収めている。一方敗れた名古屋はこれで14試合勝利なしとなった。
■試合データ
札幌vs川崎F
仙台vs横浜FM
柏vsFC東京
湘南vs鳥栖
清水vsC大阪
磐田vs鹿島
広島vsG大阪
長崎vs神戸
浦和vs名古屋