日本代表は30日、日産スタジアムでガーナ代表と国際親善試合を行い、0-2で敗戦を喫した。
西野 朗監督の初陣となったこの一戦は、ワールドカップ前、最後の国内での試合となる。日本は合宿で取り組んできた3-4-2-1の布陣で試合に臨んだ。
日本は立ち上がりに左サイドの長友 佑都の突破からチャンスを作ったが、9分に自陣エリア手前でファウルを与えると、トーマス パーティーに直接FKを叩き込まれ、先制点を奪われてしまう。
1点のビハインドを負った日本は、後半立ち上がりから香川 真司、武藤 嘉紀らを投入し反攻体制を整えると、その香川、武藤が立て続けに決定機を迎えた。しかし、51分にカウンターを浴びると、エリア内で相手を倒してPKを献上。これをエマニュエル ボアテングに決められて、2点のリードを許した。
その後日本は、柴崎 岳、岡崎 慎司らを投入し攻勢を強めたが、相手の身体を張った守備を崩せずに、0-2のまま敗戦。3週間後に迫るワールドカップ本大会に向け、不安の残る一戦となった。
なおJリーグ勢では、槙野 智章、大島 僚太、山口 蛍の3人がスタメンとしてピッチに立ち、槙野と大島はフル出場を果たしている。
■試合データ
日本vsガーナ