明治安田生命J2リーグは20日に第15節の9試合が行われ、大分と山口の首位攻防戦は、両者譲らず引き分けに終わった。
大分の本拠地で行われた一戦は、11分に馬場 賢治のゴールでホームチームが先制。47分に同点に追いつかれるものの、53分に再び馬場が決めて大分が2-1とリードを奪った。しかし、 1点リードで迎えた75分に高木 大輔にゴールを奪われ、結局試合は2-2の痛み分けに終わった。
前節まで3位の福岡は、アウェイで松本と対戦。0-0で迎えた73分に飯田 真輝にゴールを許し、そのまま0-1と敗れた。福岡は9試合ぶりの黒星で4位に転落。勝った松本は2連勝で6位に順位を上げている。アウェイで栃木と対戦した町田は、チャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローで終了。しかし勝点1を追加し、福岡をかわして3位に浮上している。
ホームで水戸と対戦した熊本は、皆川 佑介と上村 周平のゴールで2-1と勝利。連敗を4で食い止めた。アウェイで讃岐と対戦した甲府は、金園 英学のゴールなどで3-0と快勝。3連勝で8位に浮上した。横浜FCvs千葉は点の取り合いに。野村 直輝のゴールなどで63分まで3-1とリードを奪った横浜FCだったが、その後千葉が反撃。65分に船山 貴之のこの日2点目となるゴールで1点差に詰め寄ると、90+6分に清武 功暉が起死回生の同点ゴールを奪取。互いに死力を尽くした一戦は、3-3の引き分けに終わっている。
新潟vs山形はお互いにチャンスを作りながらも決め手を欠き、スコアレスドローで終了。金沢と徳島の一戦も、両者譲らず0-0の引き分けに終わっている。アウェイで愛媛と対戦した京都は、大野 耀平と岩崎 悠人のゴールで2-1と勝利。ジュロヴスキー体制で初勝利を挙げた。一方の愛媛は川井 健太監督の初陣を、勝利で飾れなかった。
■試合データ
熊本vs水戸
栃木vs町田
横浜FCvs千葉
松本vs福岡
新潟vs山形
金沢vs徳島
讃岐vs甲府
大分vs山口
愛媛vs京都