明治安田生命J2リーグは3日に第12節の11試合が行われ、首位の大分と2位の岡山が、ともに黒星を喫した。
ホームに大宮を迎えた大分は、10分に清本 拓己のゴールで先制するも、前半のうちに同点とされると、65分に大前 元紀にゴールを奪われ、1-2と逆転負けを喫した。しかし、2位の岡山もアウェイで千葉に0-1と敗れたため、大分が首位の座を守っている。
ホームで山形と対戦した福岡は、1-1で迎えた90+4分に枝村 匠馬が値千金の決勝ゴールをマーク。劇的な勝利で勝点3を加え、3位に浮上した。上野 展裕監督を迎えた甲府は、ホームで山口と対戦。52分にジュニオール バホスのゴールで先制したものの、終了間際に失点し、1-1の引き分けに。新監督の初陣を白星で飾れなかった。
アウェイで讃岐と対戦した横浜FCは、戸島 章とレアンドロ ドミンゲスのゴールで2-1と勝利。2連勝で5位に浮上した。東京Vvs町田の“東京クラシック”は、14分にホームの東京Vが林 陵平のゴールで先制に成功。しかしその後、町田が怒涛の反撃を見せ、17分に吉濱 遼平のゴールで追いつくと、48分に森村 昂太が逆転ゴールを奪取。さらにその後に2点を加えた町田が4-1と大勝を収めている。
ホームに水戸を迎えた松本は、高崎 寛之のゴールなどで2-0と快勝。7戦負けなしとし、8位に順位を上げている。アウェイで金沢と対戦した新潟は、ターレスのゴールなどで2点を先行するも、後半に入り2点を奪われ同点に追いつかれてしまう。しかし、終了間際の89分に渡邉 新太が決勝ゴールを奪い、3-2と打ち合いを制した。
ホームに京都を迎えた栃木は、西谷 和希のゴールなどで3-1と快勝。岐阜は風間 宏矢と宮本 航汰のゴールで2-1と熊本を下し、6試合ぶりの勝利を飾った。徳島vs愛媛の四国ダービーは、前川 大河と狩野 健太のゴールでホームチームが快勝。7試合ぶりに勝点3を手にした。一方敗れた愛媛は最下位から脱却できなかった。
■試合データ
千葉vs岡山
栃木vs京都
東京Vvs町田
甲府vs山口
松本vs水戸
金沢vs新潟
徳島vs愛媛
福岡vs山形
熊本vs岐阜
大分vs大宮
讃岐vs横浜FC