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元日本代表FW平山 相太が現役引退【仙台】

2018年1月26日(金) 15:58

元日本代表FW平山 相太が現役引退【仙台】

元日本代表FW平山 相太が現役引退【仙台】
プロデビュー後は度重なる負傷に苦しめられた平山は、J1リーグ通算168試合で33得点を記録しています。

ベガルタ仙台は26日、FW平山 相太が現役引退することが決定したと発表しました。

国見高校時代に全国高校サッカー選手権で史上初の2年連続得点王に輝くなど、長身を生かしたヘディングと柔らかい足元の技術を武器に頭角を現した平山は、各年代の日本代表に名を連ね、2004年アテネオリンピックに出場。また、日本代表として4試合で3得点を挙げています。

クラブレベルでは筑波大学に進学後、ヘラクレス・アルメロ(オランダ)でプロデビュー。その後、FC東京で11シーズンに亘ってプレーしたあと、2017年に仙台に移籍。度重なる怪我に苦しみ、昨季は出場機会がありませんでした。J1リーグ通算168試合で33得点を記録しています。

平山はクラブ公式HPで「度重なるけがのため、現役から退き、引退することを決断いたしました。まず、開幕前の大事な時期にクラブに迷惑を掛けてしまうことを申し訳なく思っています。また、決断を尊重してくれたことに感謝しています。1年という短い期間でしたが、監督、スタッフ、選手、ベガルタ仙台に関わる全てのみなさまから親切にしていただき、クラブの一員だと実感できました。そして、もっともっと強く成長していくクラブだと確信しており、ファン、サポーターのみなさまにはこれからも応援していただき、温かく見守ってほしいと思います。

11年間在籍しましたFC東京には、自分の家のような感覚を持っています。喜び、楽しさ、悔しさ、悲しみ、たくさんの思い出があります。多くの方々との出会いも宝物です。2010年にJ2降格が決定し、絶望感の中にいる状況でも応援し続けてくれたファン、サポーターのみなさまの言葉が今でも忘れられません。これからもFC東京は強くなり、大きくなると思っています。

小学生からサッカーを始め、小倉東サッカースポーツ少年団、ながながSC、田原中学、国見高校、筑波大学、現在までご指導いただいた方々のおかげで今日までプロサッカー選手としてプレーすることができました。今でも先生方、監督は自分の憧れ、夢、目標です。ご指導いただきありがとうございました。

最後に、どんなときも笑顔で支え続けてくれた妻と子どもたち、15歳で家を出て心配ばかりかけてしまった両親に心から感謝しています。本当にありがとう。これからもよろしくお願いします。

13年間たくさんのご声援、本当にありがとうございました」とコメントしています。

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