11日、明治安田生命J2リーグ 第7節の11試合が行われ、千葉は大宮に2-0で勝利。前節まで首位に立っていた磐田が岡山と1-1で引き分けたため、磐田をかわして再びトップに立った。
ホームに大宮を迎えた千葉は、なかなか得点を奪えずに苦しんだが、終盤に井出 遥也が連続得点。2-0で勝利し、勝点3を手にした。一方、22分に押谷 祐樹のゴールで岡山に先制された磐田は、42分にアダイウトンが同点弾。しかし、その後勝ち越しゴールは奪えず、勝点1を積み上げるにとどまった。
この結果、勝点17とした千葉は同16の磐田を上回って、首位に浮上した。
上位陣では長崎が京都に4-1で快勝し、勝点16として3位の座をキープ。また、昇格組の金沢は佐藤 和弘と清原 翔平のゴールで強豪・C大阪を相手に2-0の完封勝利。勝点を15に積み上げ、同12のC大阪を上回って4位に浮上している。
岐阜をホームに迎えた東京Vは前半のうちに難波 宏明にハットトリックを許し0-3とリードされる苦しい展開。しかし、終盤に入った84分に平本 一樹のゴールで反撃の狼煙を上げると、88分に中後 雅喜、90+3分に杉本 竜士が決めて瞬く間に同点に追い付く。そして迎えた90+6分、再び平本がゴールネットを揺らして4-3と勝ち越しに成功。史上稀にみる大逆転劇で勝利をもぎ取り、勝点12として7位に浮上した。
熊本と敵地で対戦した横浜FCは、19分にセットプレーから三浦 知良が得点…したかにみえたが、記録はその後オウンゴールに訂正。2試合連続得点とはならなかった。それでも横浜FCはこの1点を守りきり、1-0で勝利。勝点11として8位に浮上した。
このほか、福岡は大分に2-1で、愛媛は群馬に1-0でそれぞれ勝利した。札幌は讃岐と0-0のドロー。北九州は栃木を4-2で下し、水戸は徳島に3-0で快勝している。