アルビレックス新潟は24日、GK稲田 康志が昨季限りで現役引退することを発表しました。
稲田は大阪学院大より2008年にロアッソ熊本に加入。その後、柏レイソルを経て、昨季より新潟に在籍していました。
10年に渡る現役生活で、J1リーグ通算6試合、J2リーグ通算12試合に出場しました。引退後はベガルタ仙台のスクールコーチに就任することが決定しています。
クラブを通じて稲田は「この決断をするのに、悩み、葛藤がありました。ですが、自分自身をもう一度見つめ、この先の人生でどのような人間になりたいのかを考えた末、指導者としての仕事に非常に魅力を感じ、このタイミングで次のステージへ挑戦したいという気持ちが強くなりました。昨年の最終節に挨拶させていただきました、一歩前へ。これは僕が常に心の中に置いている言葉です。 そして今回も一歩前へ。進みたいと思います。プロ入りしてから10年間、ロアッソ熊本から始まり、柏レイソル、アルビレックス新潟でプレーしました。 主力選手ではないながらも、J1優勝、J2優勝、天皇杯優勝、ナビスコ杯優勝、ACL、クラブワールドカップを経験できた自分の現役生活は本当に素晴らしく、言葉には表せないものでした。僕のことをいつも応援してくれた熊本、柏、新潟のサポーターの皆さんには、感謝しかありません。本当にありがとうございました」とコメントしています。