天皇杯は1日に決勝が行われ、C大阪が横浜FMを延長戦の末に2-1で下して優勝。2017JリーグYBCルヴァンカップに続いて今季のカップ戦で二冠を達成した。
試合は今季初タイトルとAFCチャンピオンズリーグへの出場権を狙う横浜FMが攻勢をかけ、8分にはディフェンスラインの裏に抜け出した伊藤 翔が胸トラップから冷静にGKとの一対一を制し、先制に成功。その後もマルティノスの快速を武器にサイドからチャンスを作り続け、試合を優位に進める。
試合は後半に入っても横浜FMのペースで進むが、65分のワンプレーで流れが一変。C大阪は水沼 宏太がミドルレンジから強烈なシュートを放つと、こぼれたボールに山村 和也が流し込んで同点に。さらに延長戦の95分、今度は山村の左サイドからのクロスから、ファーサイドに走りこんだ水沼がヘディングで決め、勝ち越しに成功する。
終盤は粘る横浜FMを相手に何度もピンチを迎えたC大阪だったが、辛くも守り切って2-1で勝利。ルヴァンカップに続いて今季二つ目のカップタイトルを手にした。
■試合データ
C大阪vs横浜FM