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村井 満チェアマンコメント「国際的な選手育成のために、こうした活動を続け、幅を広げていきたい」【インターンショナルユースカップ】

2017年12月25日(月) 12:55

村井 満チェアマンコメント「国際的な選手育成のために、こうした活動を続け、幅を広げていきたい」【インターンショナルユースカップ】

村井 満チェアマンコメント「国際的な選手育成のために、こうした活動を続け、幅を広げていきたい」【インターンショナルユースカップ】
2017JINYCはG大阪ユースの優勝で幕を閉じました

ガンバ大阪ユースの皆様、優勝おめでとうございます。この大会は勝ち負けを超えて、国内に閉じた日本のスタイルではなく、ブラジルはブラジル、韓国は韓国、ヨーロッパならヨーロッパと、いろんな国の風土や文化に合わせたサッカーのスタイルがあることを、この世代で身を持って感じることが凄く大事だと思います。

ピッチ上のプレーだけではなく、交流会などでコミュニケーションを取り合い、お互いに国際交流ができたというのもすごく刺激になったのではないでしょうか。

これをきっかけに選手が語学を学んだり、外国人との交流に積極的になったりと、こういう経験を積み重ねることは、国際的な選手になるために、すごく大事な要素だと思います。できる限り、こうした活動を続けたいですし、さらに幅を広げたいと考えています。

日本の4チームにとって様々なチームと国際交流ができ、刺激になったのではないか。今後もこうした活動を続けたいと村井チェアマンは振り返った
日本の4チームにとって様々なチームと国際交流ができ、刺激になったのではないか。今後もこうした活動を続けたいと村井チェアマンは振り返った

3回目となる今回の大会では、JJPの指導者派遣を行なっているチームを招待し、また大会中日には全参加チームのコーチが集まり意見交換会を行った。選手だけでの交流だけでなく、こういう機会で指導者も交流を図っていく。選手はもちろん、指導者も育っていくという意味で、この大会は立体的に育成を進めていくひとつの大きなプラットフォームになりつつあるのかなとも感じています。

試合のスケジュールがもう少し確保できれば、全部のチームと試合ができるのですが、現実的には日程が限られており、難しい側面もあります。ただ、たとえば、試合の時間をずらすことで、お互いの試合を見られる機会を増やしたり、触れ合う時間をできる限り増やしたいという考えはあります。冬休みの期間の大会ですので、どうしても制約がありますが、そのあたりの兼ね合いを見ながら、検討していきたいと思います。

今年も長野で開催しましたが、地元の高校生が書道パフォーマンスを見せてくれたり、試合会場のアナウンスをやってくれたりと、サッカー部ではない同じ世代の子供たちも、この大会を一緒に作り上げてくれているのはとてもありがたいこと。何よりスタジアムが立派ですからね。長野の皆さんには本当に感謝しています。こういう立派なスタジアムがあることで、国際大会が開けるというメリットも、これから提供していければと思っています。

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