ヤマザキナビスコカップは8日に予選リーグ 第3節の6試合が行われ、Aグループでは湘南が広島と2-2と引き分けるも、勝点5として首位に浮上した。一方、Bグループ首位の名古屋は山形に終了間際に追いつかれ、3-3のドローで試合を終えた。
敵地で広島と対戦した湘南は、1-1で迎えた前半終了間際に古林 将太が勝ち越し点。ところが勝利を目前とした後半アディショナルタイム、浅野 拓磨にこの日2点目を許し、2-2のドローに甘んじることになった。
一方、松本は敵地で甲府に先制されリードを奪われるも、後半に坂井 達弥の2得点などで3ゴールを奪い、3-1と逆転勝利。また、新潟は山崎 亮平が挙げた1点を守り抜き、鳥栖に1-0で勝利した。
この結果、グループAは勝点5とした湘南が首位浮上。同4とした松本も2位に順位を上げ、この日試合がなかったFC東京(同4)は3位に。以下、同じく勝点4で新潟と鳥栖が4位タイ、6位に広島(同2)、最下位が甲府(同0)と、混戦模様となっている。
Bグループ首位の名古屋は、敵地で山形と対戦。試合は名古屋がリードしては追いつかれるという一進一退の攻防が続き、63分にはノヴァコヴィッチのゴールで3-2と三度勝ち越したものの、山形もアディショナルタイムに萬代 宏樹が意地の同点弾。試合は激しい打ち合いの末、3-3のドローに終わった。
清水と対戦した川崎Fは、後半の森谷 賢太郎とエウシーニョのゴールで2-0とアウェイ戦を制し、今大会初勝利。仙台と神戸の一戦は0-0のドローに終わった。
この結果、Bグループは名古屋(勝点7)の首位は変わらず。以下2位神戸(同4)、3位山形(同4)、4位仙台(同4)、5位横浜FM(同3)、6位川崎F(同3)、7位清水(同0)となっている。