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西川(浦和)「1年を締めくくるという意味でも勝って終わることは大切だった」【選手・監督コメント:クラブW杯 5位決定戦】

2017年12月13日(水) 12:18

西川(浦和)「1年を締めくくるという意味でも勝って終わることは大切だった」【選手・監督コメント:クラブW杯 5位決定戦】

西川(浦和)「1年を締めくくるという意味でも勝って終わることは大切だった」【選手・監督コメント:クラブW杯 5位決定戦】
5位決定戦を制し、白星で今季最終戦を締めくくった浦和

現地時間12日にFIFAクラブワールドカップ UAE 2017 5位決定戦が行われ、浦和レッズはアフリカ王者のウィダード・カサブランカ(モロッコ)に3-2で勝利し大会5位になりました。

5位決定戦後の浦和の選手・監督コメントです。

■堀 孝史監督
「今日のゲームは、選手たちが狙いとしているものを存分に出してくれましたし、先制点が取れたことが大きかったと思います。いくつかピンチもありましたが、しっかり集中して防いでくれたことが大きかったです」

--海外開催のクラブワールドカップに日本勢として初めて臨み、チームとして得たものと、今後出場するであろう日本勢の財産になるものは得られたか?そしてこのような国際大会で大事なことは何か?
「われわれにとって海外開催ということは、普段なかなかクラブとしては海外チームとやっていない。その中での戦いなので、いろいろ分析はするのですが、実際に戦ってみての実感というか、その部分で違っているところがあったりと、そうしたところが難しいと思いました。

大事になることは、実際に戦ってみて、日本で戦うのとは感覚が違う部分があるので、それをピッチやベンチでも早く感じなければいけないという点は大事だと思います」

--ウィダード・カサブランカと対戦して、どのようなチームだと思いましたか?
「日本のチームと比べると、フィジカルやスピードの部分での違いを感じました。それをどのように戦うかを考えながら、今までやってきたことをしっかり出して戦うことを選択した中で、結果が出たことは本当に選手に感謝していますし、うれしく思っています」

--今季は監督交代もあった中で、明治安田J1は7位、AFCチャンピオンズリーグは優勝ということで浮き沈みもあった1年だったが、今年1年をどのように振り返り、来年にどのようにつなげていくのか?
「今年、チームが一つにまとまることは本当に大切だと一番感じました。今日の試合も、初戦を落とした中で、切り替える部分は選手たちも大変だったと思いますが、チーム全員が一つにまとまったことが大きかったです。そういうものがチームを作っていく上で一番大切なものだと思いました」

--前回の試合で無得点だったが、今日、得点できたのはなぜ?
「先制点を取れたことは本当に大きかったと思います。素晴らしいゴールもありましたし、その先制点の大きさはとても感じます」

■マウリシオ
--先制点について。
「ミートすることを特に意識した。トラップをした瞬間に狙うしかないと思っていた」

--ACL決勝も1戦目は出場停止で2試合目はベンチスタート。今大会の初戦も出場機会がなかったが、今日の先発出場で気持ちも入っていたのでは?
「リーグ戦では継続的に出ていたけど、ACLの累積警告による出場停止があってからは出場機会が減ったことは確か。自分の中では納得ができない部分はあるけど、それもサッカーの一部。自分の状況を受け入れながら頑張るしかない。チャンスをもらって、チームが勝てたことに感謝している。自分の価値やポテンシャルを見せたかった。どんな試合でもチームの勝利のために汗を流して、何が何でもチームのために戦うことが選手としての役目なので、納得できないことはあるけど、僕は何があってもチームのために戦い続けます」

■西川 周作
「勝って終わることは大事だったし、チームとして気持ち良く帰れるんじゃないかと思う。結果は5位だったけど、考え方を変えればもっとできたかもしれないし、アフリカ王者に素晴らしい試合をして勝って5位で終えられたことはチームとしてもポジティブなこと。ここ最近、自分たちもリーグ戦を含めて勝てていなかったので、1年を締めくくるという意味でも勝って終わることは大切だった。結果は良かったと思う」

■興梠 慎三
--5位で大会を終えたが?
「勝てて良かったというのと、良い崩しもできたし、良い形で得点も取れたし、やっていて楽しかった」

--相手は前から追いに来たので、浦和としてはやりやすかった?
「サイドは結構空いていたので、そこを起点にゲームを組み立てられたのも大きかったし、相手の勢いもあったけどそれをかいくぐって前に持ち運べた。最近では3得点はなかなか取れていなかったので、良い形で最後を締めくくれたかなとは思う」

--この2日間、モチベーションの維持は難しかったと思うが。
「今日の対戦相手よりはこの前、負けた相手のほうが何倍も弱かったと思うし、そういうチームに負けたことはすごく悔しくて、みんながなかなか立ち直ることができなかったけど、最後の試合なので勝って帰ろう、ここまで来られたのでこの試合で勝って胸を張って帰ろうということをみんなで言っていたので、そういうふうになって良かった」

■試合データ
ウィダード・カサブランカvs浦和

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