FIFAクラブワールドカップ UAE 2017は現地時間9日(以下現地時間)に準々決勝の2試合が行なわれ、アジア王者の浦和は開催国王者のアルジャジーラ(UAE)に0-1で敗れた。
浦和は前半から主導権を握ってチャンスを作ると、28分には武藤 雄樹が右サイドを抜け出して中央へ絶妙のクロス。しかしゴール前での興梠 慎三のシュートはバーを越えてしまい、ゴールはならない。
すると後半、浦和は52分にカウンターから一瞬の隙を突かれてアリ マブフートにゴールを奪われると、その後はなかなかチャンスを作れず、終盤にラファエル シルバが迎えたチャンスもゴールポストに阻まれ、そのまま0-1で敗れた。
なお、もう1試合の北中米カリブ海王者のパチューカ(メキシコ)とアフリカ王者のウィダード・カサブランカ(モロッコ)の一戦は延長戦の末にパチューカが1-0で勝利。パチューカの本田 圭佑は惜しいミドルシュートを放ったほか、ゲームメイク、チャンスメイクに奔走し、決勝点の起点となるパスを出すなど輝きを放っている。
この結果、浦和は12日の5位決定戦でウィダード・カサブランカと対戦。パチューカは同日行われる準決勝で南米王者のグレミオ(ブラジル)と対戦し、アルジャジーラは13日の準決勝で欧州代表のレアル・マドリード(スペイン)と対戦する。
■試合データ
アルジャジーラvs浦和
パチューカvsウィダード・カサブランカ