2017年11月26日(日) 19:42
攻撃陣が奮起し鮮やか逆転の名古屋と持ち前の堅守を活かし虎の子の1点を守り切った福岡が決勝へ駒を進める【サマリー:J1昇格プレーオフ 準決勝】
J1昇格プレーオフは26日に準決勝の2試合が行われ、名古屋と福岡が決勝進出を決めた。
ホームに千葉を迎えた名古屋は、前半終了間際に失点を許す苦しい展開に。しかし、61分に田口 泰士が同点ゴールを奪うと、66分にシモビッチが逆転ゴールを奪取。さらに86分にも再びシモビッチが決めて、試合を決着づけた。90分にラリベイに2点目を奪われるものの大勢に影響はなく、後半アディショナルタイムに、シモビッチがハットリックを達成するPKを決め、4-2と快勝を収めた。
東京Vと対戦した福岡は、14分に山瀬 功治が先制点を奪い、試合を優位に進めると、その後は持ち前の堅守で、東京Vの攻撃をいなしていく。東京Vも選手交代などで攻勢を強めたが、福岡の守備組織は最後まで破たんすることなく、そのまま1-0で逃げ切った。
この結果、12月3日に行われる決勝のカードは名古屋vs福岡に決定。名古屋はレギュラーシーズンで最多得点、一方の福岡は最少失点のため、J2屈指の「矛」と「盾」の対決となる。試合は豊田スタジアムで16時にキックオフされる。