本文へ移動

J1昇格プレーオフ進出をかけた運命の最終戦。徳島か、東京Vか、松本か、それとも千葉か【プレビュー:明治安田J2 第42節】

2017年11月18日(土) 14:55

J1昇格プレーオフ進出をかけた運命の最終戦。徳島か、東京Vか、松本か、それとも千葉か【プレビュー:明治安田J2 第42節】

J1昇格プレーオフ進出をかけた運命の最終戦。徳島か、東京Vか、松本か、それとも千葉か【プレビュー:明治安田J2 第42節】
最終節でどのようなドラマが生まれるか注目が集まる。

今季の明治安田生命J2リーグも、ついに今節でフィナーレを迎える。すでに優勝と自動昇格チームが決定しており、最終節の見どころはJ1昇格プレーオフ進出争いと残留争いの2点となる。

3位の名古屋と4位の福岡は、すでにJ1昇格プレーオフ出場が決定。ただし、その戦いをより優位に運ぶためにも、ともに3位の座の確保を狙う。

逃げ切りたい福岡はアウェイで岡山と対戦。前節はリードを守り切れずに、松本とドロー。隙を見せた終盤の戦いに修正を図りたい。岡山は3試合勝ちがなく、苦戦が続く。ホームでの最終戦を勝利で締めくくれるか。

名古屋はアウェイで讃岐と対戦。前節は千葉に0-3と敗れ、8試合ぶりの黒星を喫した。安定感を備え始めていた守備が再び脆さを露呈しており、この課題の解消が重要なテーマとなる。讃岐は残留をかけた一戦に。敗れれば降格圏に沈む可能性があるだけに、是が非でも勝利を掴みたい。こちらは得点力不足の解消が求められるポイントとなる。

残り2枠となったJ1昇格プレーオフ争いは、5位の徳島から8位の千葉までの4チームが可能性を残す。

5試合ぶりに得点を決めたアラン ピニェイロに期待が集まる。
5試合ぶりに得点を決めたアラン ピニェイロに期待が集まる。

注目は6位の東京Vと5位の徳島の直接対決。勝ったほうが出場権を手に入れられる重要な一戦だ。東京Vは前節京都に競り勝ち、3試合ぶりに白星を手に入れた。得点源のアラン ピニェイロに5試合ぶりにゴールが生まれたのは好材料。守りに安定感は備わるだけに、前線のタレントの爆発が期待されるところだ。一方の徳島は2連勝と勢いに乗る。こちらもエースの渡 大生が絶好調。得点ランクで2位につける24歳のストライカーは、チームをJ1昇格プレーオフに導けるか。

7位の松本はホームに京都を迎える。前節、終了間際の一撃で福岡と引き分けた勢いを今節に持ち込みたいところ。上をいく東京Vと徳島が直接対決のため、勝てば文句なしでJ1昇格プレーオフ出場が決定。引き分けでも6位以内に滑り込める可能性はあるが、ホームの大観衆の後押しを受け、勝利を掴みたいところ。一方の京都は前節、東京Vに敗れ、無敗記録が9でストップ。それでも守備の安定感が備わっているだけに、松本相手に粘り強い戦いを演じるだろう。

8位の千葉は勝利が絶対条件で、他チームの結果に運命をゆだねる状況だ。現在6連勝中で、前節は名古屋に快勝と、今最も勢いに乗るチームだろう。好調のラリベイを中心に、アグレッシブな戦いで勝利を狙う。対戦相手の横浜FCは前節、岡山と引き分け、J1昇格プレーオフ進出の可能性が潰えた。注目は個人タイトル争い。ここまで25ゴールを挙げ得点ランクのトップに立つイバは、さらにゴールの数を伸ばすことができるだろうか。

残留争いに目を向ければ、21位の熊本はアウェイで大分と対戦する。現在6試合勝ちがなく、3連敗中と状況は厳しいが、気持ちを前面に押し出した戦いで、ひとつでも多くの勝点を手にしたい。大分は3戦未勝利と状態は良いとは言えない。悪い流れを断ち切り、来季につながる戦いを実現したい。

前節、町田に競り勝ち、残留圏に浮上した山口はホームで愛媛と対戦する。2連勝と勢いに乗るなか、ホームで勝利を手にし、残留を実現したい。愛媛は前節、群馬に4-2と快勝。その試合で2ゴールを奪った西田 剛のパフォーマンスに注目が集まる。

前節、昇格を決めた長崎はアウェイで群馬と対戦。歴史に残るシーズンを笑顔で締めくくるためにも、長崎らしいアグレッシブな戦いを示したい。群馬は9試合勝利がない。すでに最下位が決定しているが、地元のファン・サポーターの前で、最後に意地を見せたいところだ。

優勝を決めて以降、勝利を手にできていない湘南はホームで町田と対戦。持ち前の粘り強さが消えつつあるが、今季最終戦で優勝チームとしての威厳を示したい。町田は10試合勝利から見放されている。得点力不足を露呈しており、前線の奮起が求められるところだ。

3試合連続ゴール中の阪野 豊史が勝利に導けるか。
3試合連続ゴール中の阪野 豊史が勝利に導けるか。

山形はホームに岐阜を迎える。現在5試合負けなしと好調を維持。3試合連続ゴール中の阪野 豊史に注目が集まる。一方の岐阜は8試合勝利から見放されている。大木武監督のもとスタイルが確立されつつあるが、目に見える結果を手にし、来季へとつなげたい。

金沢が6試合負けなしと勢いに乗る。前節は熊本に4ゴールを奪っての快勝を収めた。現在、18位ながらホームでの最終戦で勝利を手にし、ひとつでも上の順位を実現したい。対する水戸は現在2連敗中。2試合連続得点を奪えておらず、攻撃のテコ入れを図りたいところ。今季ブレイクを果たした前田 大然が最後にインパクトを放てるか。

■各試合の見どころをチェック
山形vs岐阜
群馬vs長崎
千葉vs横浜FC
東京Vvs徳島
湘南vs町田
松本vs京都
金沢vs水戸
岡山vs福岡
山口vs愛媛
讃岐vs名古屋
大分vs熊本

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP