明治安田生命J1リーグは21日に第30節の8試合が行われ、首位の鹿島が横浜FMに敗れた一方、2位の川崎Fは広島に快勝を収め、両者の勝点差が2に縮まった。
アウェイで横浜FMと対戦した鹿島は、開始3分に先制点を許すと、14分にも失点。2点を追いかける苦しい展開となった。しかし、前半終了間際に山本 脩斗が1点を返すと、66分に植田 直通が同点ゴールを奪取。ところが74分に遠藤 渓太に決勝ゴールを許し、2-3と敗戦を喫した。首位の座を守ったものの、前々節に続く敗戦となった。一方、勝った横浜FMは3戦負けなしで3位に浮上している。
川崎Fはアウェイで広島と対戦。40分に谷口 彰悟のゴールで先制すると、前半終了間際にも三好 康児が追加点。85分には小林 悠がダメ押しゴールを決め、3-0と快勝を収めた。これで川崎Fは3連勝。敗れた広島は降格圏を抜け出せなかった。
ホームで甲府と対戦したC大阪は杉本 健勇の2ゴールで2-0と快勝。2連勝で4位に順位を上げている。大宮の本拠地に乗り込んだ柏は43分にハモン ロペスのゴールで先制しながら、試合終了間際にマテウスにゴールを許し、1-1で引き分けた。柏は5位に転落し、大宮は17位のままとなった。
今節にも降格の可能性があった新潟は、25分にホニのゴールで先制すると、同点に追いつかれた前半終了間際に河田 篤秀のゴールで勝ち越しに成功。しかし、試合終了間際の90+4分にアダイウトンに同点弾を許し、土壇場で引き分けに持ち込まれている。それでも勝点1を追加し、今節での降格は免れている。
札幌はジェイの2ゴールで2-1とFC東京に勝利。2連勝で勝点を34に伸ばし、残留に向けて大きく前進した。仙台vs清水は、両者決め手を欠きスコアレスドローで終了。神戸はルーカス ポドルスキのゴールで先制しながら、 ビクトル イバルボとキム ミンヒョクにゴールを許し、1-2と逆転負けを喫した。
■試合データ
仙台vs清水
大宮vs柏
C大阪vs甲府
神戸vs鳥栖
広島vs川崎F
磐田vs新潟
FC東京vs札幌
横浜FMvs鹿島