JリーグYBCルヴァンカップは8日に準決勝第2戦が行われ、川崎FとC大阪が決勝進出を果たした。
第1戦を2-3で落としていた川崎Fは、ホームで仙台と対戦。29分に三好 康児のゴールで先制すると、49分にも再び三好が決めて2-0とした。ところが52分に奈良 竜樹が退場となり数的不利を強いられると、59分に失点し、1点差に詰め寄られる。その後もピンチが続いたが相手の猛攻をしのぎ切って迎えた終了間際の90分、途中出場の長谷川 竜也が3点目を奪い、3-1と勝利。2戦合計スコア5-4で仙台を下し、8年ぶり4度目となる決勝へと駒を進めた。
ホームでの第1戦を2-2で引き分けていたC大阪は、G大阪の本拠地で第2戦を迎えた。15分に柿谷 曜一朗のゴールで先制したものの、60分に泉澤 仁にゴールを許し、同点に追いつかれてしまう。このまま終わればアウェイゴールの数で下回り敗退となったが、最後にドラマが待っていた。90+5分、木本 恭生が頭でゴールを揺らし、決勝ゴールを奪取。土壇場でG大阪を振り切ったC大阪が、2戦合計スコア4-3とし、クラブ史上初となるファイナル進出を果たした。
決勝は11月4日に埼玉スタジアム2002で開催。川崎F、C大阪ともに初優勝をかけた戦いとなる。