1日、明治安田生命J2リーグ 第5節の11試合が行われ、千葉vsC大阪の一戦は4-4のドローに終わった。一方、磐田は栃木に3-0で快勝し、首位に浮上している。
前節まで首位に立っていた千葉とC大阪による一戦は、前半は無得点と静かな立ち上がりとなったが、後半に両チームの攻撃が爆発。まず千葉のネイツ ペチュニクが53分、59分と連続得点して口火を切ると、一方のC大阪は70分にフォルラン、75分にカカウ、さらに80分には再びフォルランが決め、わずか10分間で逆転に成功する。
一方、ホームの千葉はショッキングな逆転劇にもめげずに応戦し、82分、83分にはパウリーニョとオナイウ 阿道が連続得点し、再びリードを奪ってみせる。しかし試合はこのままでは終わらず、アディショナルタイムにはC大阪の山下 達也が頭でゴール。この結果、無敗同士の対決は4-4という壮絶なスコアで決着をみた。
ホームに栃木を迎えた磐田は、30分にアダイウトンのゴールで先制すると、その後はなかなか追加点を奪えなかったものの、86分に中村 祐輝が勝利を大きく手繰り寄せる追加点。さらにアディショナルタイムにはアダイウトンに2点目のゴールが生まれ、終わってみれば3-0と快勝を収めた。
この結果、勝点を12に伸ばした磐田が首位に浮上。同11にとどまった千葉は2位に順位を下げ、同9のC大阪は5位に後退した。
上位戦線では長崎が李 栄直のゴールで群馬を1-0で下し、勝点10として3位に浮上。ここまで大躍進をみせている昇格組の金沢はこの日も愛媛を3-1で下し、早くもシーズン3勝目。勝点を9とし、ここまで4位と大健闘をみせている。
一方、岡山がホームに大宮を迎えての一戦は、スコアレスドローで終了。それぞれ勝点を8に伸ばすにとどまり、序盤は好調だった岡山は6位に、さらに大宮は10位に後退した。
このほか、横浜FCはホームで福岡と2-2でドロー。三浦知良はベンチに入ったものの、最後まで出番は訪れなかった。讃岐vs水戸は両者無得点のまま0-0で終了。ここまで未勝利だった大分はこれまでの鬱憤を晴らすようにゴールを重ね、岐阜に6-2で大勝した。京都は敵地で札幌に2-1で勝利。東京Vは北九州を2-0で下した。熊本と徳島の一戦は2-2のドローに終わっている。