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接戦を制したFC東京、上位に食らいつく勝点を獲得 大量得点で勝利の広島が暫定首位に立つ!【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2017 第13節】

2017年9月19日(火) 18:31

接戦を制したFC東京、上位に食らいつく勝点を獲得 大量得点で勝利の広島が暫定首位に立つ!【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2017 第13節】

接戦を制したFC東京、上位に食らいつく勝点を獲得 大量得点で勝利の広島が暫定首位に立つ!【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2017 第13節】
FC東京は大宮との接戦を制し、首位との勝点差を4としている

高校年代の日本一を決める高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグの第13節が、9月16日(土)、17日(日)、18(月・祝)の3日間にわたって各地で開催されました。

第13節の結果は下記の通りです。カッコ内は会場。

[EAST]
柏レイソルU-18 0-1 青森山田高校[日立柏総合グランド/人工芝]
清水エスパルスユース3-0横浜F・マリノスユース[清水ナショナルトレーニングセンター/J-STEP]
浦和レッドダイヤモンズユース 1-0 市立船橋高校[レッズランド]
FC東京U-18 1-0 大宮アルディージャユース[東京ガス武蔵野苑多目的グランド/人工芝]
京都サンガF.C. U-18 0-0 鹿島アントラーズユース[京都サンガF.C. 東城陽グラウンド]

 FC東京は守備陣の粘りもあり、大宮の攻撃を無失点に抑えた
FC東京は守備陣の粘りもあり、大宮の攻撃を無失点に抑えた

[監督・選手コメント]
佐藤一樹 監督(FC東京U-18)
決定機が他にもあった中で失点を0で抑えられたことは良かったですし、それで勝利をつかんだことに意味があります。(明治安田生命J3リーグや各年代別代表がある中で)選手もいろいろな背景がありますが、個人の役割や責任を全うしてくれました。誰一人手を抜く選手はいなかったと思います。うまくいかない時間もありましたが、それは自分たちのサッカーを追求した結果からくるミスでした。ですから、そのひずみはポジティブなものだと捉えています。

DF #3 篠原新汰 選手(FC東京U-18)
セットプレーの時に相手がゾーンで守って人に付いて来ないというのは、スカウティングの段階で分かっていました。なので、合わせられれば、ゴールにつながりやすいと思っていました。その前の守備からヘディングでうまくいっていた感触があったので、先制点の場面ではうまくボールをたたくことができました。試合を通じて守備の部分では暑さがあった中でもうまく対応ができました。大宮からは簡単にボールが奪えないと話していたので、相手の10番と15番にボールを収めさせないことが勝利につながったと思います。

大塚真司 監督(大宮アルディージャユース)
チームとしても個の部分でも差を感じさせられました。特に痛感したのは身体の強さ。この試合中にもあったのですが、FC東京が足下でボールを持っている時や自分たちがボールを持っている時にそれを感じさせられました。そして、セットプレーから失点をしたことも反省しないといけません。それが最近は重なっているので、改善する必要があります。(下位から抜け出すために)チームのやり方はありますが、ここは頑張ろうとかここは裏に抜けるようなプレーをもっとしないといけないですし、そこをさせて上げられなかったのは自身の責任でもあります。日々のトレーニングが大事だと思うので、しっかりとやっていきたいと思います。

FW #10 奥抜侃志 選手(大宮アルディージャユース)
最近、失点はほとんどセットプレーからだったので、練習から確認をしてきました。しかし、そこから取られてしまったことは、今日一番の反省点だと思っています。失点後の後半の立ち上がりは前から行こうと話し、うまくいったところもあったのですが、相手に圧を掛けられると後ろから蹴ることが多くなり、前に良い形でボールが入らなくなりました。もっと攻撃のスイッチを自分たちから入れていかないといけないと思います。

 広島は攻撃陣が爆発し、大津高校に6-1の大勝を収めた
広島は攻撃陣が爆発し、大津高校に6-1の大勝を収めた

[WEST]
米子北高校 順延 神戸弘陵学園高校[どらドラパーク米子陸上競技場]
セレッソ大阪U-18 順延 アビスパ福岡U-18[セレッソ大阪舞洲グラウンド]
東福岡高校 順延 ヴィッセル神戸U-18[レベルファイブ スタジアム]
サンフレッチェ広島F.Cユース 6-1 大津高校[吉田サッカー公園]
阪南大学高校 順延 ガンバ大阪ユース[キンチョウスタジアム

 広島は先制点を許す展開ながら、その後はペースを掴んで勝点3を獲得。
広島は先制点を許す展開ながら、その後はペースを掴んで勝点3を獲得。

沢田謙太郎 監督(サンフレッチェ広島F.Cユース)
阪南大学高校戦で先に失点した後は、選手それぞれがバラバラの主張をしたため、チームがまとまらず、ミスも目立ちました。今日の試合は先制されても落ち着いてプレーすることができたのですが、人数をかけた相手の守りがかなり堅くて、うまく守られると嫌だなと思っていました。ただ、前半のうちに追いついて、後半もうまく2点目を取れたのが大きかったと思います。終わってみれば、大差がつきましたが、どっちに転ぶか分からない展開で、非常に危ない試合でした。

DF #8 川井歩 選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
相手に先制点を許して、決して良い試合の流れではなかったのですが、追いついてからは落ち着いて自分たちの攻撃ができました。個人としては最近、マンツーマンで守られ自由にできないので、その中でどれだけ崩せるかを意識して、プレーしていました。今日は何本も崩せてアシストもできたので良かったです。まずは首位に立たないと何も始まらないと思っていました。まだ暫定での首位なので、他のチームのことは気にせず、自分たちが勝ち続けて、最後は優勝で終えたいです。

平岡和徳 総監督(大津高校)
今日はこんなに点差がつく試合ではなかったと思います。自分たちで自滅した結果、大量失点につながりました。先制点を取れたところまでは良かったのですが、後半は足が止まってしまいました。日頃のトレーニングは嘘をつきません。プレミアリーグで戦うレベルのトレーニングではなく、最近はただこなすだけになっているように見えます。下を向いていても仕方がないので、選手たちは今日の刺激から何を切り取って、トレーニングの意識をどう変えるかが重要です。これまでと同じでは成長しません。

FW #10 水野雄太 選手(大津高校)
先週の試合では何もできず、平岡先生から「大津の歴代の10番はすごい選手ばかり。お前も背番号に相応しい選手になるんだ」と熱い言葉をもらいました。今日の試合は、平岡先生の言葉を信じて、攻守ともにアグレッシブなプレーをしようと思っていました。幸先良く得点が取れたり、試合の入りは良かったのですが、後半は相手のパス回しに体力を奪われ、守備に回る時間が増えてしまいました。また、今日は中学校の先輩である満田誠選手との対戦ということもあり、絶対に負けたくないという気持ちで挑んだのですが、何倍も上回る活躍をされてしまい、悔しかったです。

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