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C大阪と鹿島の首位攻防戦の行方は?大宮vs広島の残留争いにも注目【プレビュー:明治安田J1 第24節】

2017年8月26日(土) 11:54

C大阪と鹿島の首位攻防戦の行方は?大宮vs広島の残留争いにも注目【プレビュー:明治安田J1 第24節】

C大阪と鹿島の首位攻防戦の行方は?大宮vs広島の残留争いにも注目【プレビュー:明治安田J1 第24節】
激戦必至な首位攻防戦!エース対決にも注目だ!

今季の明治安田生命J1リーグも、残り10試合。優勝争い、残留争いはますます激しさを増している。

今節はその優勝争いを左右する大一番を迎える。2位のC大阪と首位の鹿島の直接対決が行われるのだ。ホームのC大阪はここ2試合勝利がなく、足踏みを強いられている。快進撃を支えてきた堅守に陰りが見え、一時の勢いは失われつつある。それでもエース格に成長し、このたび日本代表に初招集された杉本 健勇が好調を維持しており、得点力は期待できる。鹿島との勝点差は4。その差を詰めるためにも、ホームで首位撃破を実現したい。一方の鹿島は前々節に川崎Fに敗れたものの、前節は清水に快勝を収め、立て直しを実現。こちらも得点源の金崎 夢生が状態を上げており、ともに日本代表に選出された昌子 源と植田 直通のCBコンビも安定感を増している。杉本vs鹿島守備陣の日本代表対決が、この首位攻防戦の最大の見どころとなるだろう。

小林をはじめ攻撃陣が絶好調な川崎F。今節もアグレッシブなサッカーで、相手を押し込むサッカーを実現するはずだ。
小林をはじめ攻撃陣が絶好調な川崎F。今節もアグレッシブなサッカーで、相手を押し込むサッカーを実現するはずだ。

この2チームを追う川崎Fは、アウェイで甲府と対戦。現在3連勝中と絶好調で、水曜日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の浦和戦でも3-1と快勝を収めた。その試合で2ゴールを奪った小林 悠をはじめ攻撃陣が絶好調。今節もアグレッシブなサッカーで、相手を押し込むサッカーを実現するはずだ。一方の甲府は3試合勝利がなく、前節は17位の広島に惜敗。現在14位ながら、降格圏が背後に迫っている。相変わらずの得点力不足は大きな課題。川崎Fの攻撃に耐え、一発のチャンスで結果を残したい。

4位の柏はホームに新潟を迎える。清水、G大阪を撃破し2連勝と、再び勢いを増すなか、優勝争いに踏みとどまるためにも、下位チームから確実に勝利を収めたい。引き続き日本代表に選ばれた中村 航輔を中心とした守備と、好調の伊東 純也を中心とした攻撃で、3連勝を狙う。新潟は11試合勝利がなく、苦境に追い込まれている。残留を実現するためにも、なにより勝利が求められるなか、前節、加入後初ゴールを奪ったドウグラス タンキの爆発が期待される。

13試合負けなしと、今最も安定した戦いを実現するのが5位の横浜FM。前節は神戸相手に勝ち切れなかったものの、4試合連続無失点と堅守が光る。今節はホームでFC東京と対戦。大久保 嘉人ら攻撃陣にタレントを揃える相手に、守備の強度は保たれるのか。逆転優勝に向け、試金石の一戦となる。FC東京は前節、浦和に敗れ6試合ぶりの黒星を喫した。求められるのは接戦に競り勝つための、あと一押し。ポルティモネンセへの移籍が決まった中島 翔哉が、キーマンとなりそうだ。

FC東京は接戦に競り勝つための、あと一押しが求められる。ポルティモネンセへの移籍が決まった中島が、キーマンとなりそうだ。
FC東京は接戦に競り勝つための、あと一押しが求められる。ポルティモネンセへの移籍が決まった中島が、キーマンとなりそうだ。

6位の磐田はホームで神戸と対戦する。3試合負けなしながら、勝ち切れない試合も目立ってきている。前節は終了間際の川又 堅碁のゴールでC大阪と引き分けた。その粘り強さを今節でも示したいところだ。神戸は吉田 孝行新監督の下で臨んだ前節、横浜FMとスコアレスドロー。守備の安定感は保たれたが攻撃面の迫力不足は否めず。4試合不発が続くルーカス ポドルスキの爆発が、なにより求められる。

監督交代後、3試合負けなしと復調の気配を漂わせているのが浦和だ。今節はアウェイで清水と対戦。ACLで川崎Fに敗れたダメージは小さくないだろうが、気持ちを切り替えリーグ戦の戦いへと臨みたい。一方の清水は2連敗と状態はいいとは言えない。現在13位ながら、16位の大宮との勝点差は6。今節敗れれば、残留争いに巻き込まれかねないだけに、勝点3の確保は必須。前回対戦では3-3のドローに持ち込んだが、ホームで迎える今節は、勝利を求めたアグレッシブな戦いを実現したい。

4試合勝ちなしと急速に失速したG大阪は、鳥栖の本拠地に乗り込む。ここ4試合でわずか2得点と攻撃陣に元気がないだけに、前線の奮起が何より求められる。鳥栖はここ5試合で3勝と、調子を上げている。前節は大宮に3-0と快勝。その試合で2ゴールを奪ったビクトル イバルボのパフォーマンスが、今節もカギを握りそうだ。

16位の大宮と17位の広島の一戦は、残留をかけた激戦必至のサバイバルマッチとなりそうだ。
16位の大宮と17位の広島の一戦は、残留をかけた激戦必至のサバイバルマッチとなりそうだ。

4試合勝利がない札幌は、ホームに仙台を迎える。降格圏が近づくなか、求められるのは何より勝利。苦境から脱却するには、ヘイス、ジェイ、都倉 賢ら攻撃陣の爆発が欠かせない。仙台は2連勝と調子を上げている。課題の守備が安定してきたのがその要因。今節もまずは守備からリズムを掴み、石原 直樹ら前線の決定力を導きたい。

16位の大宮と17位の広島の一戦は、残留をかけた重要な戦いとなる。勝点19の大宮に対し、広島は18。その差はわずか1ポイントと肉薄するなか、勝者は他会場の結果次第で降格圏から脱出する可能性もある。前節、鳥栖に完敗を喫した大宮に対し、広島は甲府に1-0と勝利。流れは後者に分があるが、前回対戦では大宮が快勝を飾っている。果たしてJ1生き残りへ前進するのはどちらのチームか。激戦必至のサバイバルマッチとなりそうだ。

■各試合の見どころをチェック
札幌vs仙台
大宮vs広島
柏vs新潟
横浜FMvsFC東京
磐田vs神戸
C大阪vs鹿島
鳥栖vsG大阪
甲府vs川崎F
清水vs浦和

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