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C大阪vs横浜FCの監督コメント(明治安田生命J1リーグ:2020年11月29日)

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セレッソ大阪C大阪

[ ロティーナ監督 ]
きっ抗した難しい試合でした。両チームともチャンスが少ない試合だったと思います。前半は支配していた時間もありながら、チャンスの数は少なかった。一番の決定的なチャンスは相手でしたが、(キム)ジンヒョンが防ぎました。後半、修正したことはより早くボールを動かすこと、ディフェンスラインを上げていくこと。よりチャンスを多く作ることができました。ブルーノ(メンデス)のゴールが決まり、その後は良い守備をする必要がありました。というのは、相手は自信を持ってプレーしてきました。順位でプレッシャーがない彼らはより自信を持ってプレーしてきた。われわれはよりナーバスになっていた。その中で彼らのクオリティーを止めるために、しっかりと守備をする必要がありました。

--序盤、相手のプレスが強めに来たこともあり難しい展開になったが、次第に主導権を握り返して、後半はギアを上げたと思うが、プレースピードを上げる以外にハーフタイムではメンタル的な働きかけもされた?彼らが強いプレスを掛けてくることは試合前から分かっていました。彼らの1つの特長でもあります。少し苦しんだのですが、ポジションを修正しながら、試合を支配していくことができました。ハーフタイムで言った指示は、より修正すべきポジションを明確にしたこと、さらに早くボールを回していくこと。それによって、チームのプレースピードは上がっていったと思います。

戦術的な指示が多かったですが、守備は1つだけ修正して、あとは攻撃面の修正をしました。メンタル面に関して何か言う必要はないと思っていました。というのは、前半苦しんだ中でも選手たちは素晴らしい姿勢で戦っていましたし、この試合に懸けるものは選手たち全員が知っていたからです。心理面で余計なプレッシャーを掛けるよりも、戦術的な修正点を明確にする必要があると思いました。

--残り試合数も少なくなり、一戦一戦の重みが増していく中で、今日は先制点のあと、珍しくジャンプしてガッツポーズをされていたが?目の前の試合に勝つと、さらに次の試合が重要になっていきます。なかなかチャンスを作れない中で、重要な点が入ったので喜びが出てきました。試合の流れを見ると1点を取った方が勝つ、という流れでした。なので、勝つために必要な得点が入ったので、うれしさが出ました。

横浜FC横浜FC

[ 増田 功作ヘッドコーチ ]
相手はボールを握るのがすごくうまくカウンターもあるチームなので、そこでウチもしっかりボールを握って、主導権の握り合いになる時間帯もありましたけど、最後のクオリティーのところで得点を奪えず、後半の16分だと思うけど、ショートコーナーからやられてしまった。その後、選手たちにはまだ時間はあるので慌てないで、自分たちでボールを持ってサイドを揺さぶりながら、相手の守備をストレッチしながらひと手間、二手間かけられればと話しました。残り時間が少なくなってきたところでは、どうしてもボールを奪って点を奪いにいかないといけなかったのでシステムを変えて、前からチェイシングをかけながらボールを奪って、そこから攻撃につなげる形は何度か作れたけど、ゴールに至らず非常に残念な結果になりました。

--堅守のC大阪をどう崩すプランで戦った?セレッソさんが通常は[4-4-2]でコンパクトな陣形を作ってきて、前節は5枚っぽくやっていたと思うけど、なかなか後ろに5枚並べられるとスペースをこじ開けるのは難しい。なので、ウチはしっかりサイドを変えながら中盤をストレッチさせて、縦に食いつかせておいてから背後を狙いたい。シンプルにクロスを上げても強い選手がいるので難しいと思ったので、特に後半に関して言うと、ボールを持てる時間ではしっかりサイドを変えながら、相手のボランチが出てきたときにそこの裏のスペースを使わないと、3枚の両脇が食いついてこないので、サイドを変えながらストレッチさせながら縦をのぞけるならのぞこうとしました。

--その手ごたえは?セレッソさんの特にボランチ2枚はスライドが早いですし、アプローチに行ってから陣形を整えるのが非常に早かったので、なかなかクサビが入らなかった。1本、(斉藤)光毅が胸トラップしてフィニッシュまでいけなかったシーンはあったけど、ああやって揺さぶりながらどこかで斜めのボールや縦に入れられればと思っていました。

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