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鹿島vs鳥栖の監督コメント(明治安田J1リーグ:2024年8月7日)

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鹿島アントラーズ鹿島

[ ランコ ポポヴィッチ監督 ]
皆さんの目にどう映ったのか分かりませんけれど、私にとっては全員がスキを見せずに真剣に、90分間戦えた試合だったと感じています。そういった意味では、もしかしたら今までのリーグ戦の中で一番の試合だったかもしれません。やるべきことをしっかりやり切ったと思います。まず、中断期間で何をすべきかチームで再確認してきました。それをしっかりピッチの上で見せられたと思います。

前期に3-2でマリノスに勝った試合(J1第17節)のあとに中断があったと思いますが、あそこから帰ってきたときの1戦目(第18節・新潟戦/1△1)で見せた姿はわれわれの姿ではなかったと思っています。戦闘モードに入り切れていなかったのが反省点でしたし、「前半の反省点も生かそう」、「同じことを繰り返さないようにしよう」というところもそうでした。あとは戦術的なところであったり、前の試合(前節・FC東京戦)で出た課題もしっかり共有できたと思います。こういうサッカーを90分間通してやり続けることが非常に重要だと思いますし、私が求めていることもそういうことです。皆さんもご存じの通り、鳥栖も非常に厄介なチームだと思います。少しでもプレーする時間とスペースを与えてしまえばゴールに迫る力を持っていますし、非常に危険な場面を作り出してくるチームだと思います。だからこそ、われわれはそうさせませんでした。まず、彼らの良さをしっかり消すことができたことも非常に良かったと思います。試合開始から90分間、攻守においてチームで連動して、つながりながらプレーできた90分間だったのではないかと思います。

(柴崎)岳も彼のキャリアの中で今日ほどボールを奪った試合はなかったかもしれませんし、重要な場面でボールを奪ってくれました。(安西)幸輝についての話は、皆さんにもこういう場で何回もしていると思います。彼は非常に力を持った選手だと言ってきましたし、こういう試合を毎試合できる力を持っているのが幸輝だと思っています。もちろん、ここで個人名を挙げた選手だけでなく、全員が自分の良さ、チームの良さをしっかりとピッチの中で見せてくれた試合だと思いますし、私が始動日から求めていたこと、やりたかったことをしっかり見せられた試合だと思います。また、われわれにとって悲しい出来事がありました。間中(峻)初代社長とは直接の面識はないのですが、もし社長がいらっしゃったら、われわれの勝利を一緒に喜んでくれたと思います。ファミリーの一員を失ったと思いますが、彼のためにわれわれも全力を出して、彼のために見せることができたと思っていますし、間中社長も喜んでくれたと思います。選手たちもあるべき姿をしっかりと見せてくれたと思います。

--3得点のうち2得点をSBの選手が決めました。どこからでも点が取れる鹿島らしさを見せたのではないでしょうか?両SBが1試合で点を決めることは決して頻繁にあることではありません。ただ、彼らの個の力で決めたわけではありません。いつも言っているとおり、チームが個を輝かせるということを選手がやってくれたからだと思います。ほかにも決めるチャンスがほかの選手にもありましたし、どこからでもチャンスを作れて、誰もがチャンスに関われる。それを目指しています。全員攻撃、全員守備ということを今まで徹底してきたので、それがこういう結果になって表れていることは良いことだと思います。さっきも言ったとおり、良いコンビネーションで相手を崩して、同じイメージを持って、強い強度を持って戦えたからこそだと思っています。

サガン鳥栖鳥栖

[ 川井 健太監督 ]
平日のナイターというところでファン・サポーターの方々に本当に遠くから来ていただき、感謝しています。結果は残念なものになりまして、本当に申し訳なく思っています。ただ、次がすぐに来ますので、切り替えてやっていく。無理やりにでも(切り替えて)やらなければいけないなと思います。

--3点差はつきましたが、中身の部分では中断期間に取り組んできたものはどれくらい出せたのでしょうか?出せた部分もありますが、出せなかった部分もあります。これが正直な感想です。やはり、選手がいろいろ替わっていく中でそこまでたどり着かなかった部分も正直言ってあります。ただ、現状でやらなければいけないことをやろうとしたのですが、出させてもらえなかったなというのも感想としてあります。

--新戦力やケガから復帰した選手がピッチに立ちましたが、評価をお願いします。試合に出たというところではポジティブなものになると思います。使っていかなければならないですし、その中で競争もあるのですが、われわれに選手の入れ替えが起きているというところではトレーニングでどうこうというよりも試合をしながらといいますか、そういうふうにフィットしてもらわなければいけないなと思っています。

--夏場の試合でお互いに高い位置からプレスに行くという展開にはならなかったですが、鳥栖が保持した際に相手の守備のスイッチ役との距離についてはどう感じていたのでしょうか。あの距離感では相手に食いついてもらえず、はがして前進するのは難しかったと思います。そうですね、少し、前半からそこは停滞しましたね。テンポやもっと勇気のあるポジショニングを取ることによって相手が(奪いに)来てくれる。そういう誘導の仕方もあるのですが、なかなか出発地点のところで、あまりプレッシャーも感じていなかったと思うのですが、その前の圧というもの。そこに(パスを)入れたら違和感のようなものを感じていたと思いますので、そこは修正しなければいけないと思います。

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