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[ 2014年 今年の漢字:新潟 ] | J's GOAL | フォトニュース

[ 2014年 今年の漢字:新潟 ]
AFCチャンピオンズリーグ出場を目標に掲げた今季、結果は12位。昨季の7位から下降した。代名詞でもある前線からのプレスとショートカウンターに加え、ショートパスを繋いで局面を打開する戦術に取り組んだ。どのチームと対戦しても決定的なチャンスは複数回作った。だが、肝心なゴールに繋がらない。新潟の総失点36はリーグ7位。対して総得点30は16位。サポーターが試合ごとに待ち望んでいたゴールシーンは、なかなか訪れなかった。
もっとも、トータルで見ればマイナスだったシーズンではない。順位こそ下がったが、新しい取り組みを選手たちは着実に身に付けた。小林裕紀、松原健ら移籍選手が早々にフィットし、新潟らしさを体現していた。チームが目指すものは貫き通した。
新潟のチーム作りの基本は、積み重ね。「アグレッシブ」という強固な土台に新しいものを積み上げていく過程で、成長を待つ時期は必ずある。今季がそのタイミングだったのだろう。来季、続投が決まった柳下正明監督の下、積み重ねが続く。飛躍の「期待」は大きい。

Text by 斎藤慎一郎

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2014年12月17日(水)

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