鹿島アントラーズユースの皆さん、Jユースカップ、2004年以来10年ぶり3回目の優勝、誠におめでとうございます。
昨年に続いてPK戦での決着となりましたが、両チームともそれぞれの特徴を十分に発揮したうえで、110分を互角に戦った末の劇的なフィナーレでした。
この試合は拮抗した展開の中、前半終了間際の42分に鹿島・平戸選手のFKを寺門選手が鮮やかなヘディングシュートを決めて先制し、その後は豊富な運動量をベースに安定した戦いぶりを見せてくれました。
対するガンバ大阪ユースも84分にPKによる得点で同点に追い付きました。2回戦を延長戦の末、準々決勝はPK戦を制して、準決勝では逆転勝利と「最後まで諦めない」気持ちが、同点ゴールを生んだのだと思います。
試合は鹿島アントラーズユースの優勝となりましたが、両チームともに常にゴールを狙い、めまぐるしく攻守が入れ替わる素晴らしいゲームでした。鹿島アントラーズユース、ガンバ大阪ユースの両チームの皆さんには、心より拍手を送りたいと思います。
最後になりましたが、本大会にご協力いただきました朝日新聞社様、日刊スポーツ新聞社様、株式会社日本旅行様には、改めて御礼申し上げます。
公益社団法人 日本プロサッカーリーグ
チェアマン 村井 満
以上