各月のリーグ戦(J1、J2)において最も活躍した選手を表彰する「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」8月度の受賞選手が決定いたしました。
J1は鹿島アントラーズの柴崎 岳選手、J2は横浜FCの松下 年宏選手に決定しました。共に初受賞となります。
2013シーズンに新設された「コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP」は、サッカーの魅力を広く伝えていくことで、より多くの皆様に、サッカーならではの感動や最高の喜びを共有する機会を提供し、Jリーグの楽しみ方をお伝えすることを目的に、創設された賞です。受賞選手には賞金として、J1は30万円、J2は20万円が授与されます。
受賞選手の表彰は各所属クラブのホームゲームにて実施いたします。
■2014Jリーグ J1リーグ戦/J2リーグ戦 月間MVP 8月度受賞選手
<J1>柴崎 岳 選手(鹿島アントラーズ/MF)
<J2>松下 年宏 選手(横浜FC/MF)
<Jリーグ選考委員会による総評>
●柴崎 岳選手
8月に開催された全5試合にフル出場し、2得点を上げるなどチームの無敗に貢献した。
第22節のF東京戦ではゲームキャプテンを担うなど、チームの根幹を成している。パスの出し手として攻撃の起点になるだけでなく、すばやい切り替えで速攻性を生み出すなど、質の高いプレーが光る。
特に第19節の名古屋戦では攻め上がった西選手に素早くサイドチェンジのパスを出し、土壇場での逆転弾を生み出したほか、第20節の甲府戦では試合開始早々に豪快なミドルシュートを決めた。
好調を維持する鹿島アントラーズの成績は、柴崎選手のパフォーマンスが直結していることがうかがえる。
●松下 年宏選手
8月に開催された全5試合に出場し、自身も2得点を上げるなど、チームのゲームメーカーとして3勝2分の好成績をもたらした。
今シーズンより横浜FCに完全移籍し、持ち前の運動量を活かし攻守において活躍を見せ、チームを19位から9位と躍進させている。セットプレーのキッカーとして得点シーンを演出することも多く、月間のゴール数はリーグ8位タイの2点、アシスト数も1位タイの2点と月間で4得点に絡んでいる。
12試合連続負けなし(8月終了時点)のチームの中で、ボランチでコンビを組む松下裕樹選手とともに”ダブル松下”が絶妙のバランスでチームの好調を支えている。
※データ提供:データスタジアム(株)
<受賞コメント>
●柴崎 岳選手
「月間MVPに選ばれたことを大変光栄に思います。
チームとして8月を5戦4勝1分といい成績を残したことで、代表してこの賞を受け取りたいと思います。
ありがとうございました。」
○宮本特任理事からの質問と柴崎選手からの回答
Q1:試合の中での影響力が明らかに大きくなっていると思いますが、どのような変化があったのでしょうか?
A1:今季は副キャプテンを任されることも多く、チームの中での責任感という意味では昨年より増していますし、チームの中での役割も大きくなっていると思います。
常に中心選手としてプレーしているという自覚は昨年よりは大きくなっています。
Q2:クラブへの責任感や日本代表への思いについて教えて下さい。
A2:クラブに対する責任と日本代表としての責任は違いますが、クラブと代表は別々に捉えています。
クラブに籍を置いていますのでクラブのために戦いたいという気持ちは持ちつつ代表チームに加わることがあれば国を代表する気持ちを大事に戦いたいと思っています。
どちらもしっかりと責任を持ってプレーしたいと思います。
Q3:シーズン終盤に向けての抱負を教えて下さい。
A3:(順位は)いい位置につけていて優勝まで手が届かないわけではないので、残り11試合しっかりと勝ち続けられるように頑張りたいと思います。
●松下 年宏選手
「8月度コカ・コーラJリーグ月間MVPに選出いただきありがとうございます。とても光栄に思っています。
ホームゲームが多かった8月はサポーターのみなさんにも支えられ非常に良い雰囲気の中戦うことができ、とても感謝しています。チームは全員がハードワークし、自分たちのやりたいサッカーが出来ているからこそ、今の好調を維持できているのだと思っています。
J1昇格という目標に対して、ここから更に加速し、気を緩めることなく最終節まで戦っていきたいと思っています。
そして、最後に今回のMVP受賞は、山口監督をはじめチームスタッフ、選手全員がもらった賞だと思っています。残りの リーグ終盤もこの賞に恥じないよう努力し続けていきます。ありがとうございました。」
○宮本特任理事からの質問と松下選手からの回答
Q1:キックの精度が上がっていると感じられるが、意識して取り組んでいることはありますか?
A1:キックの精度は自分のストロングポイントだと思っているので、まだまだ精度を上げていかないと、と思っています。
毎日のトレーニングの積み重ねを大切にし、1回1回のキックにこだわりを持って、これからも頑張って行きたいと思います。
■月間MVP 最終選考に残った選手
<J1>
・ダヴィ 選手(鹿島アントラーズ/FW)
全5試合に出場し4ゴール(リーグ2位タイ)をあげるほか、敵陣でのブロック数が9回でリーグ1位となるなど、攻撃面でも守備面でもチームへの貢献度が高い。
・武藤 嘉紀 選手(FC東京/MF)
全5試合に出場しリーグ単独1位である5得点をマーク。スピードとキレ味豊かなドリブルで相手DFを翻弄し、冷静にゴールを決める技術が目立つ。日本代表にも初選出され、ますます期待が高まる。
<J2>
・ウェリントン 選手(湘南ベルマーレ/FW)
全5試合にフル出場し、第27節から第29節まで3試合連続得点をマークした。特に第28節の磐田戦で決めた無回転のロングシュートは圧巻。第16節以降負けなしの湘南の中心でチームをけん引する。
■コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP 8月度受賞選手 表彰式 実施対象試合
・受賞選手
表彰式 実施対象試合
・柴崎 岳 選手
(鹿島アントラーズ)
日程調整中
※決定次第、プレスリリースにて発表いたします。
・松下 年宏 選手
(横浜FC)
日程調整中
※決定次第、プレスリリースにて発表いたします。
■コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP 7月度受賞選手 表彰式 実施対象試合
・受賞選手
表彰式 実施対象試合
・西川 周作 選手(浦和レッズ)
9月20日(土)
2014Jリーグ J1リーグ戦 第24節 浦和レッズ vs 柏レイソル
19:00キックオフ / 埼玉スタジアム2002
※表彰日は試合スケジュール等により変更となることがあります。
■参考資料:コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP 概要
○名称
コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP
(Coca- Cola J.LEAGUE MONTHLY MVP)
○対象大会
2014Jリーグ J1リーグ戦
2014Jリーグ J2リーグ戦
※Jリーグヤマザキナビスコカップは対象外
○対象選手
上記に出場した選手
○選考方法
サッカー専門メディアとJリーグからなる選考委員会による選考
○賞金
J1:300,000円、J2:200,000円
■コカ・コーラ Jリーグ 月間MVP 受賞選手
○J1
3月 塩谷 司(サンフレッチェ広島/DF)
4月 レオ シルバ(アルビレックス新潟/MF)
5月 赤嶺 真吾(ベガルタ仙台/FW)
6月 −
7月 西川 周作(浦和レッズ/GK)
8月 柴崎 岳(鹿島アントラーズ/MF)
○J2
3月 永木 亮太(湘南ベルマーレ/MF)
4月 遠藤 航(湘南ベルマーレ/DF)
5月 船山 貴之(松本山雅FC/FW)
6月 金森 健志(アビスパ福岡/FW)
7月 上田 康太(ファジアーノ岡山/MF)
8月 松下 年宏(横浜FC/MF)
以上