本文へ移動

オフィシャルニュース

一覧へ

関塚監督就任会見レポート(14.07.03)

7月2日(水)の夕刻、ユナイテッドパークにて関塚隆新監督の就任会見が開かれ、多くの報道陣が訪れました。

冒頭に代表取締役社長島田亮より、「私どものようなサッカークラブにとって、シーズンの途中で監督が交代するというのは決していいことではない事は認識しております。従って非常に厳しい状況の中だとクラブとしても考えております。そのような中で今回、関塚隆氏が監督に就任していただけるということは、クラブとしても私としても本当に嬉しいものです。」と挨拶。
更に、斉藤テクニカルダイレクターからも「このような時期に本当にすごい決断をしていただき、ジェフに来てくれたことを、私も本当に心から彼に感謝したいと思っています。」と関塚新監督への感謝の意を述べました。

続いて関塚新監督からは、「僕自身も千葉でサッカーを始め、そして育って今に至っています。地元であるジェフの監督としてオファーをいただけるのは本当に光栄だと思っています。僕自身、選手、指導者として、今まで培ってきたものをこれから地元の千葉であるクラブに全身全霊を本当に込めて、これから頑張っていきたいと思っております。
このクラブもJ2の生活が5シーズンになります。しっかりと中に入って、現状をしっかり把握して、そして今まで輝いてきたこの歴史をもう一度復活できるように、地に足をつけた魅力あるクラブにしたい。サポーターそして地元のみなさんに応援してもらえるような魅力のあるサッカーで、クラブ、サポーター、スポンサーで一体感を持って、このクラブのこれからの発展を今から作っていきたいと思います。」と、時折笑顔も見せながら冷静沈着に語っていただきました。

続いて斉藤テクニカルダイレクターより、
「J2 のシーズンで昇格というのを常に目指しながらやっている中で、5シーズン目ということで、今シーズン何よりJ1に昇格するという最大の目標の為にスタートしてきまして、ここで新たに、戦うチームというのをもう一度築き上げることができる指導者ということで、関塚監督にお願いすることになりました。」
と関塚監督を招聘した理由を説明し、この会見は質疑応答へ移りました。


【質疑応答】
質問1:
先ほどJ1という言葉もありましたが、目標と目指すサッカーについて教えていただけますか?

関塚新監督:
J1に昇格、戻るということは最大の目標だと思います。ただ本当に力をつけて、しっかりとJ1で上位、そしてACL優勝を狙える、そういう地盤からしっかり作っていくということが非常に大事だと思っています。スタイルとすれば僕自身は攻撃的でアグレッシブなサッカーをやっていきたいと思っています。ただそれは攻撃的と言っても、世界のサッカーのように攻守両面、そして切り換えの部分もトータル的に底上げしていかないといけないと思いますから、そこのところはしっかりと世界でも戦える個人、そしてチーム作りというのを持ってやっていきたいと思います。

質問2:
ジェフの印象と今後どのような建て直しを行っていきたいか?

関塚新監督:
今日の朝もアルゼンチンvsスイスの解説をやってきたのですが、実際に外から観ている印象と、中に入ってからの印象は違うと思います。ジェフは、やはりJ2でも技術の高いサッカーをやっていると思います。ただ僕自身が川崎フロンターレでの監督や鹿島アントラーズ時代のコーチ等で対戦していた時のジェフは、アグレッシブさと勝負強さがあった。そういったところが今のチームには欠けているのではないのかと思っています。そういうところは中に入って、しっかりと選手、そしてチーム全体を見て僕の出来る考えたものをプラスアルファとしてやっていきたいと思います。決して今までの上積みがマイナスになっているとは思いません。そこにそれぞれの指導者の良さがあり、それが歴史であり伝統だと思いますから、そこから今度はどこをどういうふうに上積みできるかというところを選手と共に、またこのクラブの将来に向けて一歩進めればと思っています。

質問3:
20試合を終えたところで現在のジェフの上積みとしての強みとはどのように感じていらっしゃいますでしょうか?

関塚新監督:
僕もここの数試合の映像、それから解説として二試合フクアリに来させてもらって観ましたが、非常にボールを支配しながらゴール前までは行っていると思います。これは中盤戦では勝てても、結局ゴール前で守ることや、点を取るところでどのように結果として現れているのかと、その辺のところはもう少し上積みしないといけない部分なのかと大きな感じでのイメージは持っています。

質問4:
地元のファン・サポーター、自治体の方へメッセージをお願いします。

関塚新監督:
千葉県には二つのクラブがあると思います。そういう意味ではジェフもJ1でダービーをしっかりと戦えるようなチームにしていきたいと思っています。
僕も地元が船橋。そういう意味では親近感もあります。今回声を掛けていただいたということもありますが、ジェフに対して自分のできることからしっかりやっていきたいと思いますので、県民のみなさまにも応援していただきたいと思いますし、是非このクラブハウスにトレーニングを、そしてフクダ電子アリーナに試合を観に来ていただきたいと思います。そして、我々を後押ししていただきたいと思いますし、そうやって観ていただけるような魅力ある試合、そして一試合一試合を全力で勝つ姿をお見せしたいと思っています。

質問5:
今いる選手の戦力アップもあると思いますが、まもなく移籍のウィンドウも開くと思います。ジェフの現状を見て、監督から補強などのリクエストはありますか?

関塚新監督:
やはり現状の戦力は大事だと思いますから、まずはしっかり今の選手たちと向き合っていきたいと思っています。

◆そのほかの会見写真についてはジェフユナイテッド千葉公式サイトをご覧ください

以上

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP