2014年3月1日(土)山梨中銀スタジアムにて開催する、2014Jリーグディビジョン1ヴァンフォーレ甲府開幕戦は、大雪の影響で中止することになりました。延期となるか代替地開催となるか現在検討中で決まり次第発表します。
■これまでの経緯
ホームスタジアムである山梨中銀スタジアムは、2月14、15の両日に降った、1m14cmにも達した観測史上例のない大雪が、まだ相当多く残っている状況です。山梨県内は、過去に経験のない大雪で、道路や鉄道が止まるなど社会生活に重大な支障を来たし、各地で集落が孤立し農業も大きな被害を受けました。山梨県は災害対策本部を設け、国の非常災害現地対策本部も山梨に設けられています。
孤立解消、生活関係の救援、復旧活動を最優先に除雪も進められています。このためスタジアムの除雪まで手が回らず、山梨中銀スタジアム内の雪は現在でも40cm近く残り、日陰部分はさらに多くの雪が残っている状況です。また、山梨中銀スタジアムがある、山梨県小瀬スポーツ公園は、山梨県内で大きな災害が発生した場合、災害対策の拠点と位置づけられていて、現在、山梨に災害派遣されている陸上自衛隊の拠点としても利用されています。一部の付属駐車場は雪捨て場として提供されています。
こうした状況を受け、21日午前、Jリーグの中野幸夫専務理事ら幹部が急遽現地を視察。弊社幹部らとも協議した結果、スタジアムに残る雪の量が非常に多く除雪が困難であることや、災害対策の拠点施設になっていること、記録的な大雪による地域の被害が深刻になっていること、小瀬スポーツ公園駐車場の使用が難しいこと、周辺の道路事情が完全に回復していないことなどを考慮し、山梨中銀スタジアムでの開幕戦を安全に開催することが困難であるため中止せざるを得ない結論となりました。
■山梨中銀スタジアム除雪作業について
これに伴い、22日(土)、23日(日)に予定していました山梨中銀スタジアムの除雪作業も急遽中止といたします。
高校生以上のサポーターの協力も20日に出したリリースで呼びかけ、作業に協力しようと準備をされていた方も多くおいでになるかと思いますが、誠に申し訳なくお詫び申し上げます。こうした事情をご理解いただければ幸いです。
■試合のチケットについて
この試合のチケットの扱いについては、決定次第お知らせいたします。お手元のチケットは取り扱い決定まで大切に保管してください。
以上