「本日、国立競技場に41,000人を超える大変多くのお客様に御来場いただき、心より感謝いたします。心配された天候が試合開始直前から回復し、仙台市立金剛沢小学校合唱団のみなさんの国歌斉唱がさわやかな空に響き渡る光景は、とても感動的でした。

昨日の前日練習および本日のスペシャルマッチと２日続けて東日本大震災復興支援の募金活動を実施しましたが、大変多くのお客様が募金活動にご協力いただいたこと、そして両日とも選手たちが自主的に募金活動に参加してくれたことが、強く印象に残っています。

試合内容は2対1と緊迫したものでしたが、前半に出場した選手が後半に再度出場するなど普段見られない一幕もあり、お客さまも楽しんでいただけたのではないかと思います。いつものリーグ戦とは異なり、どちらか一方のチームを応援するということではなく、スタジアム全体が“純粋にサッカーを観戦する“という雰囲気で、「こういうサッカーの楽しみ方もある」ということが伝わったのではないかと思います。

キックオフ前の中村俊輔選手の復興支援宣言の中に、「決して忘れない」という言葉がありました。これは、Ｊリーグが東日本大震災復興支援を継続する上でとても大切にしている思いです。Ｊリーグは、Ｊクラブとともに、これからも東日本大震災復興支援活動を継続してまいります。」

以上