迎えた2012年J1リーグ最終節。コントロール出来るのは自分たちの気持ちと自分たちのプレー。自分たちが出来ることだけにいかに集中できるかという戦いともいえる試合に挑んだガンバ。選手たちは勝つことだけを目標にピッチへ入った。
結果は2-1でジュビロ磐田の勝利。
この重い、重い結果と共に、2012年J1リーグ勝点38/17位という成績で終了した。
新しい編成でスタートを切った2012年。すべてを変えるということではなかったが、その新しさに対応できず思うように勝星を積み上げられなかった。
さまざまな策を講じたが、本来、いてはいけない位置と言われながら、そこからなかなか抜け出せず、最後のホイッスルが無情に響いた。
だが、この残留争いの中でも最後までチームは常に前向きだった。彼らは自分たちの力を信じて最後まで戦った。
今は【J2降格】という現実を受け止めるしかない。
この現実を突きつけられても、やはりガンバはこれだけの選手が揃ったいいチームだということは間違いない。
降格の原因はいろいろあるだろうが、ガンバが進むべき『道』がこの『道』。
変えるべきを変え、残すべきを残し、導かれたこの『道』を力強く歩んでいくしかない。
再び『浪速の雄』と呼ばれるクラブに、いや、この道が『アジアの雄』、『世界の雄』へと成長する『道』だと信じて、これからの未来を歩んでいく。
以上