この度、大分トリニータを運営する株式会社大分フットボールクラブは、多くの皆さまからご協力頂きました「J1昇格支援金」を基にJリーグ借入金を完済する事が出来ましたので、支援金受付金額と株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役 青野浩志のコメントを下記の通りご報告させていただきます。多くの皆様にご協力をいただき、心より御礼申し上げます。
◆大分トリニータJ1昇格支援金受付額 (10月11日現在)
333,061,323円
【株式会社大分フットボールクラブ 代表取締役 青野浩志コメント】
本日、3年前の経営危機の際に、Jリーグから借り入れた6億円のうち、残る3億円を返済いたしました。
この日を迎えられたのも、先ずは、本当に多くの県民・サポーターの皆様による120百万円を超えるご支援による、大きなうねりを巻き起こしてくれたことが、非常に大きかったと思っております。対価もない誠に勝手なお願いにも関わらず、県内はもとより全国各地から、ご支援いただいた全ての皆様に改めてお礼を申し上げます。
また、経済界の皆様には80社に上る企業さんからご協力をいただきました。ご尽力いただいた経済界幹部の皆様、そして、そのご要請に、経済情勢が厳しい中、ご協力いただいた各企業の皆様に、心からお礼を申し上げます。さらに、大分県・市長会・町村会の行政の皆様には、地方財政が厳しい中、ご英断をいただきましたことに、深く感謝申し上げます。
5月以降、約5カ月間、今回の3億円に関しまして、直接ご支援いただいた方はもとより、呼びかけや取りまとめなど、間接的にも多くの方が関わっていただいたからこそ、達成できたものと思っております。一方、今回、県内各地に県民の皆様にお願いに伺い、また、ご支援いただいた各企業さんにもお伺いをする中で、トリニータに対する期待をヒシヒシと感じております。そのご期待に応えることが、今回の大分の総力を挙げてのご支援への恩返しになるものと思っています。
現在、5位ですが、自動昇格圏内の2位とは勝点3差です。大混戦状態の中で、残り5試合、正しく正念場です。チーム・フロント一丸となって、「絶対に昇格するんだ!」という強い気持ちを持って、戦い抜きます。県民の皆様には、昇格に向けて一緒に戦っていただきたいと思っております。是非、大分銀行ドームに足を運んでもらい、大声援で選手の背中を押していただきますよう、お願いいたします。
最後になりますが、改めて、本日、Jリーグへ3億円を返済しましたことをご報告いたしますとともに、県民の皆様、経済界の皆様、行政の皆様の三位一体によるご支援に心からお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。
以上