このたび横浜FCでは、10月14日(日)2012Jリーグディビジョン2第38節(13:00キックオフ)横浜FC vs.ギラヴァンツ北九州戦の会場において、下記の通り「ピープルデザイン(※1)」をコンセプトとした活動を実施いたします。
この施策は、オフィシャルソーシャルパートナーであるネクスタイド・エヴォリューション(東京都渋谷区 代表須藤シンジ)のご協力のもと、地域貢献や社会貢献活動の一環として実施しております。
引き続き神奈川・保土ケ谷区内の障害者施設の職場体験や就労体験の場を創出し、作業所の仕事の創出と工賃アップに協力していきます。
■対象試合
J2リーグ第38節 横浜FC vs.ギラヴァンツ北九州(13:00キックオフ@ニッパツ三ツ沢球技場)
■目的
横浜FCのホームグラウンドであるニッパツ三ツ沢球技場にて、サッカーを中心とした障害・世代・国籍を超えたコミュニケーションの場を創出し、”ダイバー シティ=共生感”をメッセージしていきます。また、会場内でそれらの様々な施策を展開することにより、楽しい”時間”と”空間”を提供し、更なる”地域貢献”と”社会貢献” を目指していきます。
■主な施策
◆“ほどこしを受ける”立場から”人を喜ばせる”側へ
横浜FCのクラブハウスがある横浜市保土ケ谷区と、ニッパツ三ツ沢球技場がある横浜市神奈川区にある福祉作業所と連携し、通所者の方々に、会場入り口(メインスタンド)のチケットもぎりを行っていただきます。
◆コミュニケーションチャームの着用と販売
試合当日に会場運営スタッフが、コミュニケーションチャーム(※2) を着用します。
会場内でお困りのことが有りましたら、チャームをつけているスタッフにお気軽にお声がけください。
また、この横浜FCバージョンのコミュニケーションチャームを、ホームゴール裏コンコース内「区民ブース」にて50個限定で販売します(税抜1,000円)。
この横浜FCバージョンは、保土ケ谷区の福祉作業所「夢21」と、神奈川区の福祉作業所「浦島共同作業所」にて加工作業が行われています。
※1 ピープルデザイン
ハンディを可能性と捉え、そこから新しい歓びを生み、人を動かす力となるデザインのこと。
ただ単にハンディを補って使い易くするだけではなく、同時にファッション性と機能性を兼ね備えているもののことを言います。
現在、その定義を「第三者への配慮/共存/共生への気づきがある」「ハンディを解決する機能やサービスがある」「ファッション・インテリアデザインとして洗練されている」の3つのうち、2つ以上を満たすものとされています。
昨今では、商品だけでなく行動やサービス、街づくりのキーワードとして使用され、新たなマーケティングのキーワードとして新聞や雑誌に取り上げられ、国内外の教育機関からも注目が高まっています。
※2 コミュニケーションチャーム
街中で、「困っていたら私に声をかけてください!」、「私、何でもお手伝いします!」、「ハンディがある方をサポートします!」という意思を表明してくれた方に、そのサインとして身に付けてもらうチャームです。
日本に来た外国人の方が、言葉が通じなくても指差しで対話できるように、困った時に良く使うという6つをアイコン化し、ゴムひも製の携帯用チェーンを付けたデザインとなっています。
カラビナも付属しているので、腰からぶら下げたり、バッグのチャームとして使用したり、その日のファッショ ンにあわせて、様々なアレンジで着用できるようになっています。
黄緑色部分のゴムひもを編む・結ぶ、ビーズを通すという作業は、全てネクスタイド・エヴォリューションの事務所所在地である渋谷区内の福祉作業所で行っています。
以上