Jリーグは、2012年2月14日、Jクラブ全40クラブ、Jリーグ担当審判員、一般社団法人日本プロサッカー選手会と合同で、暴力団等排除宣言を実施しました。
この度、来る8月8日(水)味の素スタジアムで開催される「2012Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦 FC東京vsベガルタ仙台」において、「暴力団等排除宣言」イベントを実施いたします。
本イベントは、Jリーグと警視庁ならびにFC東京が連携し、Jリーグ関係者およびファン・サポーターの一層の暴力団排除機運を高めることを目的としています。
【Jリーグ「暴力団等排除宣言」イベント】
■開催日時
2012年8月8日(水) 19:00キックオフ
2012Jリーグヤマザキナビスコカップ 準々決勝第2戦
FC東京 vs ベガルタ仙台
※イベントは17:15より実施
■会場
味の素スタジアム(東京都調布市)
■イベント内容
1. 警視庁広報PR活動
警視庁組織犯罪対策第三課職員、調布警察署職員、小平警察署職員、警視庁マスコット「ピーポくんファミリー(7体)」が、暴力団等排除広報用ポケットティッシュ、ボールペンを配布します
【時間】17:15〜19:15
【場所】メイン2ゲート前、北2ゲート前、バック2ゲート前
2. 警視庁音楽隊演奏・行進
試合開始前、警視庁音楽隊(約45名)が演奏、行進を行います
【時間】18:45〜18:51(予定)
【場所】ピッチレベル人工芝部分
3. 選手入場ファンファーレ
警視庁音楽隊が選手入場前にファンファーレを演奏します
【時間】18:59(予定)
【場所】メイン側FC東京ベンチ前人工芝部分
4. 始球式
警視総監がピッチ内の審判に向かって試合球をキックします ※フォトセッション実施
【時間】19:00(予定)
【場所】ピッチレベル中央人工芝部分
5. ハーフタイムPR
白バイの先導で、警視庁組織犯罪対策部幹部およびピーポくんファミリーが「暴力団排除横断幕」を持ってピッチレベル人工芝部分を周回
【時間】19:50〜20:00(予定)
【場所】ピッチレベル人工芝部分
【参考】
【2012年2月14日実施 Jリーグ暴力団排除宣言】
■スポーツの価値を守る、暴力団排除宣言
選手、審判員、スタッフを暴力団等から遮断し、さらに観客席から暴力団等を排除する今回の宣言によって、ファン、サポーターの皆さんに、これまで同様安全なスタジアムで、選手たちのフェアな全力プレーを楽しんでいただける環境を整備します。
またサッカーの普及活動、地域のスポーツ振興活動、数多くの学校訪問活動等を通じて、ホームタウンの皆さんと触れあう選手、スタッフは、子どもたちの憧れとして、また地域のシンボルとして親しまれています。彼らを暴力団等から遮断することで、コミュニティの安心とスポーツの価値を守ることに貢献します。
【Jリーグの対応について】
(1)暴力団等排除宣言の内外への周知
「暴力団等排除宣言」宣言文をスタジアム、クラブハウス等、関連施設に掲出
各クラブにおいて、所轄警察と連携した暴排講習の実施(順次)
(2)規約規程、契約書等への、暴排条項の導入
Jリーグ規約規程等に暴排条項を導入
試合運営管理規程への暴排条項の導入
Jリーグ、関連会社およびJクラブが締結する各種契約書への暴排条項の導入
(3)Jリーグ暴排ヘルプラインの開設(2011年11月開設)
選手、審判員、クラブの役職員等、Jリーグ関係者が広く利用できる外部ヘルプラインを開設
(4)八百長への予防措置
日本サッカー協会がFIFAの子会社であるEWS(Early Warning System GmbH)社と契約。Jリーグ試合等を対象とした世界中のオンライン・ベティングを、リアルタイムで監視し、異常があれば早期に警報を発する。2011年シーズンから導入
選手、審判員、マッチコミッショナー等への研修会の実施
以上