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株式会社大分フットボールクラブ 第14期定時株主総会 報告内容について(12.04.25)

本日13時より、大分市内大分銀行ドーム会議室において「株式会社大分フットボールクラブ 第14期定時株主総会」が開催され、決議事項について承認されましたのでお知らせするとともに、下記のとおりご報告させて頂きます。
尚、新役員はもとより、社員一丸となって、経営の再建に向け努力して参る所存ですので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

第14期事業概要(平成23年2月1日から平成24年1月31日まで)

当事業年度におけるわが国経済は、平成23年3月の東日本大震災と福島原発事故の影響により景気回復は依然として厳しいものがあります。特に国内における電力不足の懸念により、産業界全般の景況判断は慎重な姿勢となっており、予断を許さない状況にあるといえます。
そのような状況の中、大分県経済は震災による国内経済の影響を受け、景気回復の足取りは鈍いものとなっています。特に節約ムードが広がる中、個人消費など商業・サービス業の需要が減退しており、県外からの観光需要の落ち込み等、依然として厳しい状況が続くと見込まれています。
サッカー界においては、日本代表が昨年1月のAFCアジアカップ・7月のFIFA女子ワールドカップにおいて劇的な優勝を飾り、多くの国民から祝福を受けました。さらに、この代表の活躍により、Jリーグはもとより広くサッカー界全体に明るい話題を提供しました。

こうした中にあって、平成23年の大分トリニータは、平成22年に続きJ2リーグからの再出発となり、新たに田坂和昭監督を迎え、若手選手を中心としたチーム作りを行いリーグ戦に挑みました。しかし、ゲーム終盤に入って勝ち越しを許すなど惜しい試合をいくつも落とし、若さゆえの経験不足が露呈し、最終順位は12位という結果に終わりましたが、平成24年に向けてのチームの基盤作りができました。また、より一層地域に根差したクラブを目指し、サッカーを通じた社会貢献活動を実施し、当事業年度はJリーグ全体で第3位となる169回の活動回数となりました。
一方、経営面においては、財務内容の改善を図るため、事業予算の選択と集中を図り、人件費のリストラクチャリングや過剰支出の抑制を行い、債務超過解消に向け努力してきました。
この結果、売上高は960百万円と前事業年度に比べ147百万円(13.3%減)の減収となりましたが、営業利益は116百万円と前事業年度に比べ26百万円(29.6%増)の増益、経常利益は121百万円と前事業年度に比べ9百万円(8.6%増)の増益、当期純利益は134百万円と前事業年度に比べ19百万円(17.1%増)の増益となりました。

今期は、筋肉質の経営体質の確立を目指してスタートし、前期に続き100百万円を超える黒字計上をすることができましたが、まだ多額の債務超過を抱えています。今後も財務内容の健全化に向けたさらなる施策に取組み、J1昇格に向けチーム及びフロント一丸となって挑戦してまいります。

株式会社大分フットボールクラブ 第14期決算状況(PDFファイル)

■取締役及び監査役名簿
<役職名 区分 氏名 現職>
代表取締役 常勤 青野浩志
取締役副社長 非常勤 武田寛 大分商工会議所 専務理事
取締役 常勤 小澤正風 営業部長
取締役 非常勤 尾野文俊 鬼塚電気工事(株) 代表取締役専務
取締役 非常勤 生野睦夫 社)大分県サッカー協会 副会長
取締役 非常勤 戸高善之 (株)戸?鉱業社 代表取締役社長
取締役 非常勤 仲浩 (株)中津急行 代表取締役社長
取締役 非常勤 西川通子 (株)再春館製薬所 代表取締役会長
(新任)取締役 非常勤 池邉英貴 大分商工会議所総務事業部 参事
(新任)取締役 非常勤 仲摩延治 大分市役所 企画部長
(再任)監査役 非常勤 木本英俊 大分リース(株) 専務取締役
(再任)監査役 非常勤 森川望 税理士法人アゴラ・税理士

以上
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