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J1第6節 vs川崎F戦 レポート(12.04.14)

開始1分、あまりに早い時間帯の失点に静まり返ってスタートした川崎戦。
30分には右CKを完全フリーで決められて追加点。
0-2になっても取り急がず攻撃を組み立てていたガンバは、前半アディショナルタイムに中澤が決めて1点差として折り返す。
後半もガンバはボールを支配し、ポゼッション率高く攻撃を仕掛けるものの、その後に川崎が速いカウンターを仕掛けるという展開で試合が進む。
「点を奪ってこい!」と67分に送り出されたMF阿部。この起用がこの17分後の大逆転を生む『万博劇場』の始まりだった。
まず68分、中盤でらしさを魅せたガンバは遠藤を軸に倉田とタメを作り、左サイドの藤春へ。そこからのクロス、ファーサイドに佐藤が走りこんでのヘディングが決まって同点!久しぶりにガンバベンチを含む万博が歓喜に包まれる。
最後は勝ちたいという気持ちが勝ったほうが勝つ!
84分、加地が右サイドで相手を振りぬきエリア内へ入る。グラウンダーのラストパスをニアで決めたのは阿部!
0-2という劣勢からの大逆転!!3得点を奪い、今季J1リーグ初白星を挙げたガンバ。
こんなに「一勝」が遠いものか・・・と感じた1ヵ月半。37歳の若大将新体制と共に、ガンバの2012年がようやく幕を開けた。
ここからは突き進むのみ!まだまだ長く続くJ1リーグ。何が起こるか、何を起こせるか。荒波をようやく抜け出し、ここから更に速度を上げて【目的地】を目指す航海を続ける!

以上
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