川崎フロンターレでは、クラブ独自の被災地復興支援活動として「Mind-1ニッポンプロジェクト」を昨年3月に立ち上げ、選手、クラブ、行政、スポンサー、そしてサポーターの五位が一体となった被災地支援を行っています。Mind-1ニッポンプロジェクトでは、「支援はブームじゃない」を合言葉に、この1年間継続的な活動を行ってきましたが、私達が普段の日常生活を取り戻すにつれ、被災地への支援の輪が小さくなり、東日本大震災という出来事自体が風化していっていることを肌で感じています。
震災から1年を迎える3月、同じ日本でいまだ困難な生活を強いられている仲間への継続的な支援の輪が広がるよう、今一度、「支援はブームじゃない」ことを胸に刻むため、「ReMind-1」と銘打ち、3月に行う支援活動を強化していきます。
ACTION(1) 3月10日(土)J1リーグ第1節 vsアルビレックス新潟
◆「J1開幕戦vs新潟 パブリックビューイングin陸前高田」開催
J1リーグ開幕戦(川崎フロンターレvsアルビレックス新潟)を陸前高田市内の施設「サンビレッジ高田」にてパブリックビューイング放送を行います。(放映協力:スカパー!配送協力:DHLサプライチェーン株式会社 サプライヤー協力:株式会社ドール)
◆「等々力競技場にバーチャル応援席」 設置
当日はフロンターレ開幕戦を放送するだけでなく、中継回線をつなぎ、陸前高田会場の声をスタジアムにて生中継致します。(協力:富士通株式会社)
試合中は、フロンターレに声援を送ってくださる陸前高田会場の客席を等々力競技場客席横に設置したスクリーンに映し出し、あたかもスタジアムで一緒に応援しているかのようなバーチャル空間を演出します。
◆「陸前高田市マスコットキャラクター ゆめちゃん」来場
陸前高田市のマスコットキャラクターとして、今年1月に一般公募にて誕生した「たかたのゆめちゃん」が等々力競技場に来場します。(「ゆめちゃん」キャラクターを発案されたのは、川崎市在住の北島さん)
ACTION(2) 3月11日(日)川崎フロンターレ選手会主催 街頭募金開催
◆川崎フロンターレ選手会主催 街頭募金開催
フロンターレ選手会による街頭募金活動を開催。当日は、前日スタメン出場したフロンターレ選手達が参加します。(協力:みぞのくち新都市株式会社)
◇場所:サンクンガーデン(武蔵溝の口駅前丸井2階ペデストリアンデッキスペース)
◇時間:15:00 ※開始予定
ACTION(3) 3月24日(土)J1リーグ第3節vsセレッソ大阪
◆多競技アスリート復興支援団体 『TEAM NIPPON』合同イベント開催
サッカー・川島永嗣、陸上・為末大、高橋尚子、水泳・北島康介、バレーボール・大山加奈など多競技、多種目のアスリートが集まり復興支援活動を行う団体「TEAM NIPPON」との合同復興イベントを開催。
当日は、スポーツのジャンルを越えたアスリートが等々力競技場に集結し、被災地の子ども達を招待して競技場内で運動会形式によるゲームイベントを行います。また、元フロンターレ戦士の川島永嗣選手(リールセ)もベルギーからVTRメッセージで参加します。(協力:株式会社アンビションアクト)
◇日時:3月24日(日)12:00-13:00
◇場所:等々力陸上競技場
◇種目:大玉転がし、玉入れ、綱引き、リレーなど予定
◇参加アスリート(予定):
KONISHIKI(元大相撲大関、タレント)、川崎憲次郎(プロ野球解説者)、ワイナイナ(元マラソン選手)、所英男(格闘家)、黒田雅之(プロボクサー)、川崎フロンターレ選手
◆「ReMind-1」パークが登場
スタジアム外フロンパークでは、被災地の物産販売他、「3.11大震災記録の記憶」と題した震災時の記録パネル展示、「Mind-1ニッポン」、「TEAM NIPPON」各団体の活動報告パネルの展示コーナーなどを設置します。
◇日時:3月24日(日)10:30-14:00
◇場所:等々力陸上競技場 場外イベント広場「フロンパーク」
◇内容:被災地物産展、東日本大震災パネル展
以上