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10/9 ナビスコカップ準決勝vs浦和(試合結果)(11.10.09)

ナビスコ準決勝。浦和との対戦となったガンバは黄緑の3rdユニを身にまとって埼スタで決勝進出を懸けてキックオフ。
浦和とは2日の「20周年記念試合」で対戦したばかり。1-0のスコア以上に内容面ではもっと大きな差があると感じたが、今日の浦和は『別人』。両チーム共に2日のリーグ戦とは4人スタメンが異なる構成だったが、浦和は準々決勝のセレッソ戦の勝ちあがりぶり同様に修正されていることを印象付ける戦いで躍動感あふれる攻撃をみせる。
立ち上がりから浦和がゴール枠こそあまりとらえないものの、果敢にミドルから狙ってくる一方的な試合展開。ガンバは防戦一方で迎えた21分。エスクデロのシュートをGK藤ヶ谷が一旦は防ぐがそのこぼれ球を梅崎が詰めてゴール。
浦和の先制後もなかなか効果的なフィニッシュまでつながらないガンバ。
38分。梅先が左からミドル。これがエスクデロに当たり変わった弾道はそのまま右ポスト内側、サイドネットを揺らした。ナビスコの短期決戦、勢いがあり、活きの良い、気持ちの強い選手がチームに強さをもたらす。この浦和の追加点が最後までガンバは苦しめることになる。ガンバは前半シュート0本、0-2で折り返した。
ハーフタイムでは、「まだゲームが終わった訳じゃない。もっと反応して、もっと自分たちからアクションを!まず、1点。いこう!!」と右SBの高木に代えてFW大塚を投入。ボランチの武井を右SBへ、そして中盤をダイヤモンドにシステム変更。
だが、やはり決定的なフィニッシュにはなかなかつながらない。前半よりはリズムが少しずつ出だしたものの、選手同士の距離感の悪さもあり、また攻め急ぐ場面が多く、なかなか流れを好転させるチャンスをつかめない。1点を奪えずにいると、2点差が重くのしかかる。
アディショナルタイムには大塚のゴールで一矢報いるも、ときすで遅し。1-2敗戦、ガンバのナビスコは2試合で終了した。
次は中2日で12日の水曜日に天皇杯の初戦となる2回戦SAGAWA SHIGA FCとの試合が万博で。そしてその次はリーグ再開となる15日(土) アウェイ名古屋戦。一週間で3試合、すべて異なる大会の試合を戦う今週。ここから気持ちをどう切り替えていけるか。ガンバの経験、腕のみせどころである。

以上
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