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ACLで掲げられた横断幕に対し、韓国サッカー協会(KFA)に再発防止を訴える文書を送付(11.09.29)

9月27日に韓国・全州で行われたAFCチャンピオンズリーグ準々決勝・全北現代モーターズ対セレッソ大阪戦において韓国の一部のサポーターが、東日本大震災で被災した日本を揶揄する横断幕を掲げた問題について、日本サッカー協会(JFA)は29日、韓国サッカー協会(KFA)に対して正式に文書を送付しました。

横断幕に気づいたC大阪はすぐに全北にクレームを入れて掲示をやめさせ、試合終了後には速やかにマッチコミッショナーにこの件を報告。AFC(アジアサッカー連盟)に対してもレポートを送りました。翌28日には全北からC大阪に謝罪文が送付され、同クラブのHP上にもお詫びの文章が掲載されました。また29日、KリーグからもJリーグに対して、C大阪と被災者への謝罪、クラブと連携して再発防止に努めるという内容のFAXが届きました。
JFAはC大阪から事情を聴き、さらに全北とKリーグの謝罪文の内容を確認した上で、KFAに対してあらためて遺憾の意を表明し、再発の防止を訴えました。

また、この件についてJFAの田嶋幸三副会長はメディアに対し、「一部の心ない、特殊なサポーターの行為ではあるが、震災で被災された方々の心情を思うと許すわけにはいかない。それをしっかり伝えた」と述べました。
JFAは今後も、リスペクトプロジェクトなどを通じて他者を思いやる気持ちを育てていくとともに、サッカーをする側、観る側にもあらためてフェアプレーの重要性を訴え、その啓蒙活動を推し進めていく考えです。

以上
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