本日、総理大臣官邸で行われた枝野官房長官の定例記者会見において、なでしこジャパン(日本女子代表)に国民栄誉賞を授与することが決定したと発表がありました。
これについて、小倉純二日本サッカー協会会長、なでしこジャパン佐々木則夫監督、澤穂希選手のコメントをお知らせいたします。
■小倉 純二 財団法人日本サッカー協会 会長コメント
「この度、なでしこジャパンが、団体として初めて国民栄誉賞を受賞することになりました。苦しみながらも諦めずひたむきに戦ったことを国として評価していただき、ありがたく思っています。
FIFA女子ワールドカップという最高峰の舞台で、世界強豪を相手に懸命に戦う彼女たちの雄姿は、東日本大震災で被災した方々を含め、多くの人々に元気を与えられたのではないかと思っています。
国民栄誉賞の受賞は今後の彼女たちの励みになりますし、将来、なでしこジャパンを目指す少女たちの夢をも育むことになると思っています。ありがとうございました」
■佐々木 則夫 なでしこジャパン(日本女子代表) 監督コメント
「日本女子代表が30年という歴史のなかで積み上げてきたことが、今回のFIFA女子ワールドカップ優勝につながったと確信しています。ドイツで戦った21名の選手は、素晴らしい結果を出してくれました。
あらためて優勝の重みを感じるとともに、選手・スタッフ、チームを支える多くの方々、日本やドイツで応援してくださったすべての方に感謝します。この栄誉ある賞に恥じることなく、来年のオリンピックに向け、なでしこジャパンから勇気を与えられるようなチームづくりをしてまいります」
■澤 穂希 なでしこジャパン(日本女子代表) キャプテンコメント
「国民栄誉賞という名誉な賞をいただいて、びっくりすると同時に大変光栄に思っております。少しずつ日本が元気を取り戻しつつあるなか、私たちがみなさんに希望と活力を与えられたのであれば、大変嬉しいことです。この賞を励みに、次のオリンピック予選、オリンピック本大会でもよい結果を残せるように頑張ります。今後ともなでしこジャパンをはじめ、女子サッカー全体を盛り上げていきたいと思います。応援よろしくお願いします」
以上