未消化だった第10節、本日唯一のリーグ戦カードとなった鹿島戦。
前節、ダイアモンド形だった中盤はボックスに変更され、トップ下に武井、2トップの一角にはキムという布陣。その起用に応えての7分、相手パスミスからキムがドリブルで前へ。相手DF4人を引き付けてのラストパスを武井がダイレクトでゴールネットを揺らしての先制。
だが19分、警戒していたはずのセットプレーから失点し1-1。
前半は終始、ガンバがポゼッションをとり、迫力不足を否めない鹿島を相手に勝機を伺う展開ではあったものの打破できずに折り返した後半は、スカッと暑さも疲れも吹き飛ばすほど爽快なガンバ劇場が待っていた!
70分前後、徐々にパスカットからカウンターやルーズボールを拾われ、流れが鹿島にいきかけたところを粘って切り抜けると80分、途中交代・初出場のFWラフィーニャがシュートしたこぼれ球をイグノが押し込む!欲しかった追加点を手に入れると一気にガンバのギアが上がった。
83分、これも途中交代の佐々木から出た絶妙な縦パスにラフィーニャが抜ける!これを見事に決めて、1-3で流れをグッと引き寄せると最後は5試合連続ゴールの勝負強さを発揮しているイグノがカウンターから右手、がっぽり空いたスペースで受けてのシュートをゴールへ。8分間に3得点を重ねて、突き放したガンバの圧勝劇。
前節までの流れを受けて、今日はいろいろトライすることがあったとコメントした西野監督は、武井のパフォーマンスを高く評価し、ラフィーニャには想像以上のパフォーマンスに驚いていると狙い通りの試合運びに選手たちを高く評価。
未消化の2試合のうち、1試合を本日戦って4位。首位との勝点は4ポイント。
去るものもいれば、来るものもいる!ガンバはそんな道のりを幾度となく歩んできた!ガンバの新しい"風"が吹き荒れそうな予感をさせるアウェイ・鹿島での力強いパーフェクトゲーム!
以上