一週間で3試合。中2日での連戦ウィークの幕開けを大宮で。
連戦を戦い抜くのは結果だということを知り尽くしている選手らは、その結果を求めてモチベーションの高い立ち上がりを魅せる。
5分、平井のパスカットから右の宇佐美、最後をきっちり決めたのはイグノ。迫力ある試合展開で、その後も追加点を獲るべくチャンスを作るが加点にはつながらず。となるといつもの展開で、ポゼッションからボールの取られ方悪く、大宮の切り替えした展開の早さから縦にボールを入れてきだし、45分に石原に同点ゴールを許しての1-1で折り返し。
後半、昨日の前日練習も監督と居残りシュート練習をこなしていたキムが平井に代えて、今季初の「FW」としてピッチへ送り出される。
59分にはまたもや石原にゴールを奪われ一旦は逆転を許したものの、2-1でやや守備的になった大宮を相手にガンバが反撃の狼煙を上げる。
75分、右の深い位置からの加地のクロスを宇佐美がヘディングでゴール前へ送り、中澤がヘディングで押し込みまずは同点とすると、77分右手の佐々木から左、DFの裏へ抜け出たキムへ見事なパスが通る。キムは中央へ切れ込み相手を交わしフリーでシュート!2分間で見事に逆転成功!
その後は宇佐美に代えて高木を投入し、この決勝点を見事に守りきっての勝利を得たガンバ。
30分を過ぎたあたりからの主導権は大宮にあった試合内容ではあったが、相手プレスが甘くなった瞬間を効果的に突いて叩き出した結果。連戦を戦い抜くのも、夏場を乗り切るのも「結果」がすべてというガンバの執念でもぎとった逆転勝利!2試合少ない暫定順位で4位に浮上。
さあ、『仲間』の旅立ちまであと一試合。連戦の最中、『仲間』の為にもガンバの為にも勝利あるのみ!神戸戦は必ず特別なゲームになる!
以上