使用電力を落とす為に実施された平日14時キックオフにも関わらず14000人を超す観客がスタンドからホーム・仙台を後押しする。
ワントップの4-2-3-1システムでスタートしたガンバは序盤から仙台に思うようにパスを通させてもらえず、主導権はおのずと仙台へ。となるとガンバのテンポも上がらず、前半終了間際の仙台FW赤嶺をターゲットとする決定的場面の攻撃をなんとか防いで後半へ。
後半、宇佐美をFWにしての2トップで前線のターゲットを増やす策に出たガンバだったが、53分CKから先制を許してしまう。
ピッチとスタンドが一緒になった圧倒的な『一体感』を出す仙台にリードされると厳しさが増したが、65分に二川のパスにアドリアーノがDFを一人背負い、GKが前に出たところもボールを失わずに無人のゴールへシュートを突き刺し、同点弾を決める。
これで試合を振り出しに戻しはしたものの、ここから畳掛けるガンバの攻撃スタイルが繰り出せない。
一方の仙台は無敗からくる自信なのか、やはりこの『一体感』なのか、次々に選手が人数をかけて攻撃に参加し、スピードを持ってチャンスを作り出す。
何とか仙台の圧倒する攻撃を交わしていたものの、86分に右に人数をかけて縦に突破されてのクロスを左で赤嶺がフリーで待ち受ける。これを難なく決められて1-2。
最後までガンバの攻撃で圧倒する姿は見られず、仙台の持ち味を十二分に発揮され、ガンバが自分たちでゲームをコントロールする試合をすることが出来ず1-2の敗戦。
この連戦、間髪いれずに次は18日18時ホーム・横浜FM戦が待っている。
以上