本日、「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」(3/29@長居)に出場する「Jリーグ TEAM AS ONE」メンバーが発表されました。
鹿島アントラーズからは、新井場徹選手、小笠原満男選手が選出されました。
<新井場選手コメント>
被災された東北や関東の人々にお見舞いを申し上げます。あまり報道はされていませんが、クラブのある鹿嶋周辺も地震や津波の影響を受けていて、地面が割れて液状化し倒れた電柱や流されたコンテナが道をふさいでいる状況を目にしてきました。さらに被害の大きい東北のことを考えると胸が痛みます。サッカー選手の自分にとってできることを考え、僭越ながらチャリティーマッチに出場することで少しでもお役に立てればと思っています。
<小笠原選手コメント>
震災により多くの人が被災したり、まだ苦しい生活を送っているこの状況でサッカーをしていいのか、自分としては相当悩みました。先週から地元・岩手県の被災地をいくつか訪問させてもらい、避難所で大変な生活を送っている多くの方から「自分たちは絶対乗り越えてみせるから、サッカー頑張ってください」と言われたことが心に響きました。頑張っている人に「頑張って」とは言えず、自分自身は返す言葉に詰まってしまうような場面もあり、逆に「いつも見てるよ。応援してるよ」と励まされたりもしました。そういう人たちの気持ちに触れて、今回の試合に出場することを決意しました。自分自身は被災地の多くの人から元気をもらいました。自分のプレーで元気を与えられるかどうかは分かりませんが、サッカーをすることが自分にできることのひとつであり、チャリティーマッチに参加することで少しでも力になりたいと思います。
以上