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JFAアカデミー福島について (11.03.18)

JFAアカデミー福島に関しまして、状況をご報告します。Jヴィレッジ、JFAアカデミー福島が立地している広野町、楢葉町、富岡町が避難区域に入っていることから、現在、全国のサッカー関係者から一時的な受け入れのお申し出をいただいています。それぞれの自宅に戻っている選手たちに対しても、Jリーグ、クラブ、高校、中学のチームが受け入れを申し出てくださっているようです。こうした皆様の温かいお気持ちに対し、心より感謝申し上げます。

今後は一時的に場所を変えての再開とならざるをえませんが、福島県、広野町、楢葉町、富岡町や各方面の関係者の方々と話をしながら再び戻れる日を心待ちにして調整を進めます。

我々日本サッカー協会も選手同様、福島に愛着があります。Jヴィレッジはこの十数年、日本のサッカー発展に貢献してきた聖地だと思っています。2002年ワールドカップ前にキャンプを行ったアルゼンチン、キリンカップを前に合宿地として利用したチリからもJヴィレッジを心配する声が届くほど、海外のサッカー関係者にも愛されている土地です。

地震、津波、そして原発事故が相次いだ福島。一日も早い解決を願うとともに、救護活動や原発事故の解決に従事されている皆さんに激励と感謝の意を表します。

東北地方太平洋地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたすべての方々に、心よりお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復興、そして多くの子どもたちがスポーツ、サッカーで笑顔を取り戻せることを祈っています。

JFAアカデミー福島スクールマスター
田嶋 幸三

以上
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